今年6月にAppleはデベロッパー向けのイベント「WWDC 2017」を開催する。
同イベントの目玉は次期iOSの「iOS 11」であることに間違いはないのだが、同時に注目が集まっているのは次期「macOS」となる「macOS 10.13」だ。
「macOS 10.13」がどのような機能を搭載しているのかについては一切情報がないため現段階でお伝えできるものは何もないのだが、それでもAppleは秘密裏に、そして順調に開発を進めているようだ。
次期macOSの「macOS 10.13」の開発は順調に進んでいる模様
これを報告しているのは、GoogleのエンジニアのPIKERALPHA氏。
同氏は「Apple Store」のURL内に「macOS 10.13」に関する記述があることを発見。「macOS 10.13」が動作する端末がこの世に存在することが初めて明らかになった。
以下が、MacRumorsのアクセスログ。2016年11月頃から、断続的だが徐々にアクセスが増えてきていることが確認できる。
これは、おそらくAppleの内部テストが拡大傾向にあり、Apple社内のエンジニアが使っている端末のOSが徐々に「macOS 10.13」に移行しているからだと予想される。
具体的にどれほど開発が進んでいるのかについては推し量る術はないものの、このグラフを見る限り、順調に開発が進んでいるのではないだろうか。
ここ数年のmacOSの名前はカリフォルニア州の地名になることが多い
冒頭でも触れたとおり「macOS 10.13」については、全くと言っていいほど情報がない。次期「macOS」の名称が一体何になるのか、そもそも「macOS Sierra」の後継OSになるのかについても分からない。
とにかく謎に包まれている次期OSだが、詳細は6月に開催される「WWDC 2017」で明らかになるだろう。
ちなみにリリースに関するスケジュールが例年通りであれば、「WWDC 2017」で発表されたあと、開発者向けベータ版は5月~6月、パブリックベータ版は6月頃にリリースされると思われる。
気になる一般リリースは、2017年秋になる可能性が高い。参考までに、Appleは「macOS 10.12 Sierra」の正式版を9月21日にリリースしている。
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