個人間の金銭のやりとりにiPhoneを使えるようになるかもしれない!?
Appleは、「iPhone 6」から「Apple Pay」という新たな決済システムを導入。
店で商品を買う際に、レジでiPhoneをかざすだけで決済が出来てしまうという超便利機能なのだが、日本ではまだ未対応。馴染みのない仕組みであることは間違いないが、導入されたら積極的に利用するユーザーは数多くいるだろう。
そんな決済システムをレジの前だけでなく、個人間でも可能にしようという動きがあるようだ。
Wall Street Journalによると、Appleは個人間金融決済システムの導入について議論していることが明らかになった。
「Air Drop」のようなシステムで、金銭のやりとりが可能か
Wall Street Journalによると、Appleは新サービスのために、複数の銀行(Capital OneやChase、JP Morganなど)と話し合いの場を設けていることが明らかになった。
このサービスについての詳細や方法については明らかになってはいないものの、アメリカの個人間決済システム「clearXchange」を使用するのでは、と予想されているようだ。
実現すれば、ユーザー同士で金銭の授受や送金をすることがiPhoneだけでできることになる。
9to5Macは、「AirDrop」のような操作で相手に送金できるシステムになるのではないかと予測しているが、詳細はやはり不明だ。
日本での対応はおそらくだいぶ先
現在、Apple Payはアメリカ、イギリスで利用可能。今後はAmerican Expressと提携を結ぶことでオーストラリアやカナダなどでサービスを拡大することが明らかになっているが、日本でのサービス開始に関しては情報が全くない状態だ。
日本では個人間決済という手段が銀行振込やPayPalくらいしか存在しない現状を踏まえると、導入はまだまだ先のように思えてならない。
どんなに端末が優秀で賢くても、十分に使いこなせないのはどうももどかしい。
[ via 9to5Mac ]