[ img via Shinya Suzuki ]
Appleは、過去に何度か動画配信サービスの提供を検討していることが噂されていたが、やはりそれは事実だったようだ。
The Wall Street Journalによると、Appleがテレビや映画のオリジナル作品をユーザー向けに提供する方針であることが、複数の業界関係者の話から明らかになった。以下、詳細。
Appleは独自コンテンツをApple Musicユーザー向けに提供か 映画の制作にも意欲的
Appleが提供を検討しているのはオリジナルの動画コンテンツの配信サービス。
今までも一部のミュージシャンのドキュメンタリコンテンツを提供してきたAppleだが、オリジナル動画配信サービスとして提供するのは初めての試み。
Appleは、すでにテレビ番組の台本の権利取得に関して、現地のプロデューサーなどと数ヶ月前から打ち合わせを行っている状況で、実際にAppleが同様のサービスを提供する可能性はとても高い。
同サービスは「Apple Music」ユーザー向けに提供される予定であるとのこと。追加料金等が発生するかどうかは不明だが、もしかすると同サービスに加入しているユーザーは無料で視聴できるかもしれない。
ここで気になるのはAppleが独自映画の制作に意欲があるということ。
Appleの幹部は、映画関係者らに対し、2017年末までにオリジナル作品の提供を始めたいと伝えているとのこと。また、オリジナル動画コンテンツに比べると、そこまで計画は進んでいないとのことだが、これは個人的に期待。どういった映画が誕生するのだろうか。
時代はハードウェアからソフトウェアの時代に移りつつある。多数のコンテンツを提供するサービスには、ユーザーも多い。Appleも多くのユーザーを獲得するために、音楽以外のコンテンツを提供する必要性が出てきているのは間違いなさそうだ。