富士通「FMV Note U」冬モデル発表。約634gの軽さはそのままにバッテリー駆動時間を改善

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、モバイルノートPCのフラッグシップシリーズ「FMV Note U」の2026年冬モデルを発表した。公式直販サイト「FMV Store」で10月22日13時から受注を開始し、11月中旬以降に順次出荷する。

14型クラスで世界最軽量となる約634gのモデルを引き続き展開するほか、バッテリー駆動時間や冷却性能を改善。外出先での通信を手軽にする「ConnectIN povo」対応モデルや、映画『ゴジラ-0.0』とのコラボレーションモデルも用意する。

スポンサーリンク

富士通「FMV Note U」冬モデル登場、約634gの軽さと使い勝手を追求

「FMV Note U」は、持ち運びやすさと実用性を重視するユーザーに向けたプレミアムノートPCシリーズだ。FCCLは「日本の暮らしから考える」という理念のもと、日本の住環境や通勤・通学時の移動習慣に合わせた製品開発を進めている。

今回の冬モデルの開発では、従来モデルの購入者を対象にした調査結果を重視した。同社によると、購入者の約85%が本体の軽さや持ち運びやすさを評価して購入を決めた一方、20%を超えるユーザーがバッテリー駆動時間に不満を感じていた。また、約38.7%のユーザーが、自宅でも書斎やリビングなど複数の部屋を移動しながらパソコンを使用しているという。

こうした声を踏まえ、2026年冬モデルでは約634gという軽さを維持しながら、駆動時間の改善にも取り組んだ。動画再生時のバッテリー駆動時間は前世代比で107%に伸びている。モデルによっては、ユーザー自身でバッテリーを取り外して交換できる構造も採用。軽さを重視する標準バッテリーと、長時間の駆動を優先する大容量バッテリーを使い分けられる。

ラインナップには、画面を360度回転させてタブレットのように使える2 in 1モデルも含まれる。また、通常のノートPCスタイルとタブレットスタイルを使い分けられる11.6型の2in1 PC「FMV Note Q」も用意される。

ディスプレイは、14.0型WUXGA(1920×1200ドット)のノングレア液晶が中心となる。アスペクト比は16:10で、文書作成やWeb閲覧時に縦方向の表示領域を確保しやすい。約634gを実現したモデルにはQualcommの「Snapdragon X」を搭載するほか、インテルの「Core Ultra(シリーズ3)」やAMDの「Ryzen AI」を採用したモデルも用意する。

「FMV Note Q」を除く2026年冬モデルには、AI処理を担当するNPUを搭載し、Microsoftの「Copilot+ PC」の要件を満たしている。また、本体内部にはデュアルファン構造を採用し、プロセッサーの熱を効率よく排出することで、高負荷時にも安定した動作を目指した。

キーボードは、打鍵感を追求するマイスターの監修を受けて設計されており、キーピッチは約19mmを確保。キーを押す際に必要な力を2段階に設定し、指の力に合わせた押し心地を追求した。

インターフェースには、HDMI出力端子、有線LANポート、USB Type-A、USB Type-C、microSDカードスロットなどを搭載する。外部ディスプレイや有線ネットワークへの接続に必要な端子を本体に備え、変換アダプターを持ち歩く負担を減らした。付属のACアダプターはプラグ部分を折りたためる設計で、ケーブルを含めた重量は約148gとなっている。

耐久性については、米国国防総省が定めるMIL規格に準拠した試験に加え、独自の振動試験なども実施した。製造はプリント基板の製造から最終的な組み立てまで日本国内の工場で行い、「MADE IN JAPAN」を掲げている。

外出先での通信を手軽にするため、「ConnectIN povo」対応モデルも設定した。対象となる「FMV WU7-L3」は、5Gおよび4G LTEに対応する通信モジュールとeSIMを内蔵し、スマートフォンのテザリングやモバイルWi-Fiルーターを使わずにインターネットへ接続できる。本体重量は3セルバッテリー構成時で約870gに抑えた。

通信プランは、購入時に3年間で100GB、500GB、1TBのデータ通信利用権から選択できる。基本料金は0円で、付与されたデータ容量を使い切った場合などには追加購入も可能だ。「データ使い放題(6時間)」は250円、「データ使い放題(24時間)」は330円で利用できる。

さらに、公衆無線LANサービス「ギガぞうWi-Fi」を3年間無料で利用できる特典も付く。国内10万カ所以上のWi-Fiスポットに対応し、パソコンを含めて最大5台の端末を登録できる。また、自宅の固定回線として「auひかりプラス」を契約しているユーザーには、外出先でのConnectIN povoの5Gデータ通信が使い放題となる連動特典も用意される。

デザインにこだわるユーザーに向けては、本体やロゴを黒一色で統一し、プリインストールソフトウェアを必要なものに絞った「FMV Zero」シリーズも展開する。

その特別モデルとして登場するのが、東宝の特撮怪獣映画『ゴジラ-0.0』とコラボレーションした「FMV Zero GODZILLA EDITION」だ。

型番は「FMV WU3G-L3」。本体の天板には黒いインクでゴジラの横顔をシルク印刷し、光の当たり方や角度によって顔が浮かび上がるデザインとした。キーボードの文字には「熱線ブルー」を採用し、Enterキーには映画のタイトルロゴ、タッチパッドにはゴジラの背びれをあしらっている。ACアダプターや本体底面の銘版ラベル、梱包箱にも専用デザインを施した。

起動音や通知音にはゴジラの咆哮音やテーマ曲を設定できるほか、専用壁紙やゴジラの足跡をモチーフにしたマウスポインターも用意する。ハードウェアはAMDの「Ryzen AI 7 445」または「Ryzen AI 5 430」を搭載し、メモリは最大32GB、SSDは最大約2TBまで選択可能。14.0型WUXGAノングレア液晶と63Whのバッテリーを備え、本体重量は約886gとなる。OSはWindows 11 HomeまたはProを選べ、Copilot+ PCに準拠するほか、3年保証も付属する。

「FMV Note U」2026年冬モデルは、10月22日13時に「FMV Store」で受注を開始する。通常モデルは11月中旬以降、ゴジラコラボモデルは11月下旬以降に順次出荷する予定だ。

▶︎ FMV StoreでノートPCの2026年冬モデルをチェック

取材富士通
FOLLOW US
タイトルとURLをコピーしました