
KDDIと沖縄セルラーは、au、UQ mobile、povo1.0向けの海外データローミングサービス「au海外放題」を2027年2月1日にリニューアルする。
auの対象料金プランに加入しているユーザーは、渡航前の事前予約や海外到着後の利用開始操作が不要になり、現地に到着すると自動的にデータ通信を利用できるようになる。
対象となるのは「auバリューリンクプラン」など、海外データ通信の無料特典が付帯するauの料金プラン。対象プランの加入者には毎月15日分の無料利用特典が用意されており、リニューアル後も引き続き利用できる。
事前予約が不要に。利用料金も1日980円に統一
「au海外放題」は、海外渡航中にスマートフォンのデータ通信を定額で使い放題にできるサービス。普段使っているスマートフォンを海外でもそのまま利用できるほか、対象料金プランの加入者は無料特典を活用することで、海外での通信費を抑えられる。
一方、従来は渡航前に事前予約するか、現地に到着してから利用開始操作を行う必要があった。また、無料特典が適用されているかどうかや、実際にどれだけ利用したのかを把握しにくいという課題もあった。KDDIによると、利用者からは事前予約などの手続きに負担を感じる声や、無料特典の適用状況がわかりにくいことへの不安が寄せられていたという。
今回のリニューアルでは、こうした使い勝手を改善する。対象料金プランの加入者は、海外到着後に特別な操作をしなくてもデータ通信が自動的に始まるため、渡航先で通信を利用するための手続きを省ける。
ただし、自動で利用を開始できるのは、無料特典の対象となるauの料金プランに加入しているユーザーに限られる。その他のau、UQ mobile、povo1.0のユーザーは、リニューアル後も海外到着後に利用開始操作が必要となる。
また、「au海外放題」アプリの利用実績照会機能も刷新する。従来は渡航中に利用状況を確認できたものの、帰国後は請求明細に反映されるまで利用実績を確認できなかった。リニューアル後は渡航中だけでなく帰国後もリアルタイムで利用状況を確認でき、利用料金やデータ利用量を把握しやすくなる。

無料特典の対象となるauの料金プランに加入している場合は、特典の適用状況や残りの利用可能日数もアプリから確認できる。海外で通信を利用する際に、無料特典が適用されているか、あと何日分利用できるかを把握しやすくなり、料金に対する不安の軽減につながりそうだ。
料金体系も変更する。リニューアル前は、事前予約の有無や渡航先によって料金が異なり、事前予約時は1日(24時間)あたり800円または1,000円、事前予約をしない場合は1,200円だった。
2027年2月1日以降は、こうした料金体系を整理し、1日(24時間)あたり980円に統一する。渡航先や事前予約の有無によって料金が変わる仕組みを見直し、利用料金をわかりやすくする。
今回のリニューアルにより、無料特典の対象プランに加入しているユーザーは、海外到着後の操作を省きながら、通信の利用状況や無料特典の残日数を確認できるようになる。海外旅行や出張の際に、現地での通信手続きや料金の確認にかかる手間を減らせることになりそうだ。
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