
Googleは10月7日、日本のGoogle Storeオンラインで「Google認定整備済品プログラム」を開始した。Pixel 8やPixel 9シリーズなどの前世代モデルを対象に、発売時のGoogle Store価格から最大45%オフで販売する。販売は日本のGoogle Storeオンライン限定となる。
認定整備済品は、使用済みのPixelをそのまま中古品として販売するものではなく、Googleが品質を確認し、必要に応じて整備した端末をメーカー公式の「認定整備済品」として販売する仕組みだ。新品より価格を抑えながら、Googleによる検査や保証を受けられる選択肢となる。
GoogleがPixelを整備済品として再販売する理由
今回の対象となるのは、Pixel 8やPixel 9シリーズなどの前世代モデル。Google Storeで新品として販売していた端末を含め、使用済みの端末を整備して再び販売することで、既存のハードウェアをより長く使えるようにする。
Googleは、日本でのプログラム開始を電子廃棄物の削減に向けた取り組みの一環と位置付けている。これまで使われてきた端末を廃棄するのではなく、整備して次のユーザーに渡すことで、ハードウェアのライフサイクルを延ばす考えだ。
また、GoogleはPixelだけでなく、Google FitbitやGoogle Nestを含む製品群でも100%プラスチックフリーの包装を進めている。今回の認定整備済品についても、この取り組みに沿った環境に配慮した梱包を採用する。
価格はモデルによって異なるものの、発売時のGoogle Store価格から最大45%オフ。新品のPixelよりも安く購入できることに加え、Googleが検査・整備した端末であることが大きな違いになる。
「Google認定整備済品」の要件は? バッテリーや内部まで検査
では、Googleはどのような端末を「認定整備済品」として販売するのか。
Googleによると、対象端末は複数の厳格な品質テストを通過する必要がある。技術者がバッテリー、外観、ディスプレイ、内部コンポーネントを検査・テストし、端末が適切な状態にあるかを確認する。
検査の結果、部品の交換や整備が必要と判断された場合は、Google正規サービスプロバイダーが対応する。その際には、製品の品質基準を維持するため、純正パーツのみを使用する。
Googleは、検査と整備を終えた端末について、外観、使い心地、パフォーマンスが新品同様になるとしている。ただし、今回の発表では、バッテリーについて何%以上の容量を残している必要があるのか、外観にどの程度の傷まで認められるのかといった具体的な数値基準までは明らかにしていない。
つまり、現時点で公表されている認定の条件は、バッテリーやディスプレイ、外観、内部コンポーネントなどを検査し、必要な場合には純正パーツで整備するというものだ。Googleが「認定整備済品」として販売する以上、一般的な中古販売店が独自の基準で扱う中古端末とは、検査や整備の主体が異なる。
整備済みの端末には最新のAndroidソフトウェアが搭載され、互換性のある充電ケーブルも同梱される。パッケージには100%プラスチックフリーの素材を使用する。
購入後の扱いも新品に近い。すべてのGoogle認定整備済品には新品と同じ1年間の限定保証とカスタマーサポートが付属する。Google Storeで購入する場合は送料無料で、返品にも対応する。
さらに、購入後は通常のGoogle Pixelと同様に定期的なソフトウェアアップデートを受けられるほか、新機能を提供する「Pixel Drop」も利用できる。
情報ソース
(画像:Google)

