
Microsoftは9月24日、Xbox部門で進めている組織再編について、追加の人員削減とゲームスタジオの再編を発表した。Xbox責任者のマット・ブーティ氏から全世界のXbox従業員に向けて送られたメッセージで明らかにした。
今回の発表では、Halo Studiosを含む複数のファーストパーティースタジオと、Xbox Game Studios(XGS)の管理・中央機能部門で計268人のポジションを廃止することが明らかになった。
Xboxでは今年に入って大規模な組織再編を進めており、7月以降に実施した施策やスタジオの売却・独立などを含め、以前発表した再編計画のおよそ4分の3が完了したという。
今回の発表は、こうしたXboxの「リセット」の一環として行われたものだ。
Xboxの組織を再編。スタジオを集約してフランチャイズを強化
今回の再編では、人員削減だけでなく、複数のゲームスタジオをまとめる組織変更も行われる。Xboxは、事業部門の数を減らし、すでに密接に協力しているチームを同じ組織にまとめることで、ゲームや主要フランチャイズを強化する方針だ。
Activisionは担当範囲を拡大し、World’s EdgeとRareを傘下に加える。また、次期「Halo」タイトルの開発もActivisionが担当する。
次期「Halo」は、現在進行中の「Halo」関連の開発や「Call of Duty」の開発計画とは別に、新たに設けられる専任チームが手がける。Halo Studiosには、すでに市場に投入されている「Halo」シリーズのゲームとコミュニティを支援する小規模なチームが残る。
BethesdaはObsidianを担当範囲に加える。Obsidianは現在進めているプロジェクトを引き続き開発し、「Grounded」に加えて、Bethesda Game Studiosと共同で制作している新たな「Fallout」プロジェクトにも取り組む。
KingはMicrosoft Casual Gamesを担当範囲に加える。カジュアルゲームのデザインとライブサービス運営で世界的に展開する両組織を一つにまとめる形になる。
また、「Forza」と「Fable」を手がけるPlaygroundとTurn 10も一つのスタジオに統合する。両スタジオは10年以上にわたってクリエイティブ面やフランチャイズで協力してきたが、今回の再編で正式に一つのチームとして活動することになる。
スタジオの独立も進行。Ninja Theoryは閉鎖に向けた協議へ
Xboxは今回、傘下スタジオの再編だけでなく、すでに進めているスタジオの独立についても状況を明らかにした。
8月にはCompulsion GamesとDouble Fineが、それぞれの知的財産(IP)や過去の作品、今後の開発資金を含む形で独立した。Undead Labsについても同様の条件での移行が完了したという。
独立後のUndead Labsは新たなパブリッシャーと組み、『State of Decay 3』を発売初日からGame Passで提供する予定だ。
一方、Ninja Theoryについては、独立に向けた2件の別々の契約が成立しなかった。Xboxは今後、Ninja Theoryの従業員を対象に、スタジオ閉鎖を前提とした協議を開始する。ただし、同時に別の存続方法も引き続き模索するとしている。
Arkaneについては現在も協議が続いており、年末まで継続する見込みだ。
Xboxは今回の発表に際し、再編の影響を受ける従業員とそのチームを支えることを最優先にすると説明している。ブーティ氏は今後1週間、各スタジオを訪問する予定で、10月6日に開催する全Xbox対象のタウンホールでは、これまでの再編を振り返るとともに、今後のゲームラインアップについて説明するとしている。
情報ソース
(画像:Microsoft)





