UGREEN、釘刺しや2.5トン耐圧試験をクリアしたモバイルバッテリー「Nexode Wavy」発売。Dymondcell採用

UGREENは8月17日、安全性を重視したモバイルバッテリー「Nexode Wavy」シリーズを発売した。ラインアップは、容量1万mAhで最大45W出力に対応する「Nexode Wavy 10000mAh 45W」と、容量2万mAhで最大55W出力に対応する「Nexode Wavy 20000mAh 55W」の2モデル。価格はそれぞれ7,980円、9,980円。

両モデルには、UGREENが安全性を重視して開発した「Dymondcell(ダイモンドセル)」バッテリー技術を採用する。4mmの釘を3回刺す釘刺し試験や、2.5トンの圧力をかける耐圧試験、135℃で1時間加熱する加熱試験など、5つの安全試験をクリアしたという。

本体にはバッテリーの状態を確認できるディスプレイも搭載する。電池残量だけでなく、各ポートの出力や電圧、セルの温度、充電サイクル回数、バッテリーの健康状態などを確認でき、異常が発生した場合はその内容を記録して後から確認できる。

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釘刺しや2.5トン耐圧、135℃加熱など5つの安全試験をクリア

Dymondcellは、セルそのものの安全性を高めることを狙ったバッテリー技術だ。

UGREENによると、正極材にはコバルト酸リチウム(LCO)や三元系材料を採用し、多元素ドーピングやコーティング処理を施して熱的・化学的な安定性を高めている。集電体にも特殊コーティングを施し、異常時の内部短絡リスクを抑えた。電解液には難燃剤や過充電防止剤を加え、セパレーターには耐熱性と耐穿刺性を高める特殊コーティングを施している。

さらに、4mmの釘を3回刺す釘刺し試験、2.5トンの圧力をかける耐圧試験、135℃で1時間加熱する加熱試験、通常の1.3倍となる定電圧で7時間充電する過充電試験を実施。いずれの試験でも発火や爆発は確認されなかったとしている。5つ目のリチウム析出試験では、800回の充電サイクル後もバッテリーの健全性を80%以上維持したという。

エネルギー密度は773Wh/L。セルの膨張率も極めて低いとしており、1万mAhモデルにはATL製、2万mAhモデルにはBYD製のセルを採用する。

UGREENは、電解液に準固体電解質を使う「準固体セル」とも比較している。準固体セルは電解液の漏れや気化などのリスクを抑えられる一方、Dymondcellは正極材、集電体、電解液、セパレーターといったセル内部の各部に対策を施している点を特徴としている。

また、BMS(バッテリーマネジメントシステム)による電源管理や14種類の保護機能、V0級の耐火素材を採用。NTC温度センサーによって温度を毎秒100回監視する。

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ディスプレイで温度や劣化状態も確認可能

Nexode Wavyシリーズは、安全性を高めるだけでなく、バッテリーの状態をユーザー自身が確認できるようにした。

ディスプレイには電池残量のほか、各ポートの出力や電圧、セルの温度、充電サイクル回数、バッテリーの健康状態などを表示できる。異常が発生した場合は内容が記録され、後から確認することも可能だ。

両モデルともUSB Type-Cポート、USB Type-Aポートに加え、USB Type-Cケーブルを内蔵する。最大3台の同時充電に対応し、本体を充電しながら接続した機器へ給電するパススルー充電にも対応する。

「Nexode Wavy 10000mAh 45W」は、最大45WのUSB PD出力に対応。本体への入力は最大36Wで、約22cmのストラップ型USB Type-Cケーブルを内蔵する。サイズは約109×69×18mm、重量は約211g。カラーはシルバーとブラックの2色展開となる。

「Nexode Wavy 20000mAh 55W」は、最大55W出力に対応する。ただし、55W出力に対応するのはXiaomi製品で、それ以外のUSB PD対応機器では最大45Wとなる。本体への入力は最大45Wで、約18cmのストラップ型USB Type-Cケーブルを内蔵する。サイズは約116.5×71×30mm、重量は約375g。カラーはブラックのみ。

価格は「Nexode Wavy 10000mAh 45W」がシルバー、ブラックともに7980円、「Nexode Wavy 20000mAh 55W」が9980円。UGREEN公式サイトやAmazon、楽天などのオンラインストアに加え、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキ、ドン・キホーテなど全国の主要家電量販店でも順次販売する。

(画像:UGREEN)

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