
Apple Music、NFL、Roc Nationは、プエルトリコ出身の世界的アーティスト、バッド・バニーが2026年2月8日に開催される第60回スーパーボウル・ハーフタイムショーに出演すると発表した。会場はカリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムだ。
第60回スーパーボウル・ハーフタイムショーは2月8日にサンタクララで開催
Apple MusicはNFLと複数年のパートナーシップを結び、ここ数年のハーフタイムショーを手がけてきた。近年は評価も高く、アッシャー主演の第58回公演はエミー賞3部門にノミネート。リアーナが出演した第57回は5部門でノミネートされ2部門を受賞。
さらに、ドクター・ドレ、スヌープ・ドッグ、エミネムらが出演した第56回は史上初となる「最優秀バラエティ特別番組(ライブ)」を受賞している。
直近の第59回ではケンドリック・ラマーが主演し、スーパーボウル史上最多視聴数を記録。4部門のエミー賞ノミネートを獲得し、音楽監督賞を受賞した。
今回の第60回も、過去の流れを踏まえれば音楽とカルチャーの交差点として世界的な注目を集めることは間違いない。
出演するバッド・バニーは、「これは私の仲間、文化、歴史への捧げものだ。おばあちゃんに伝えてくれ、俺たちがスーパーボウルのステージに立つってな」とコメント。ジェイ・Zも「ベニートがプエルトリコのために成し遂げてきたことは本当に感動的だ」と賛辞を送っている。
また、NFLのジョン・バーカー上級副社長は「彼のパフォーマンスは忘れられない体験になる」と語り、Appleのオリバー・シュッサー副社長も「彼の音楽はラテン音楽をポップカルチャーの中心に押し上げた。再び歴史的瞬間を届けられることを誇りに思う」と強調した。
なお、Apple Musicでは、ゼイン・ロウやイブロ・ダーデンらがこのニュースを特別番組で紹介する予定だ。
(画像提供:Apple)