「Apple 銀座」 遂にリニューアルオープン。ティム・クックCEOも駆けつけ大盛り上がり

2025年9月26日(金)午前10時、「Apple 銀座」が3年ぶりに銀座3丁目に戻り、リニューアルオープンを迎えた。

当日は、リニューアルオープンを待ち望んだたくさんのAppleファンが、スタッフたちと恒例のオープニングセレモニーを楽しむべくApple 銀座に集結。オープンの際にはティム・クックCEOが登場するサプライズもあり、大盛り上がりのセレモニーとなった。

今回も筆者はメディア関係者としてオープニングセレモニーに参加することができ、その様子を間近で見ることができたため、本稿でそのレポートを写真と共にお届けしたいと思う。

なお、Apple 銀座のストア内部の詳細については、先日メディア向けに開催された内覧会のレポート記事を公開しているので、そちらで確認いただきたい。

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1,000名以上のファンが押し寄せたApple 銀座。「銀座3丁目に戻る」意味とは

Apple Storeの新規オープン当日には、ストア前に集まったファンとスタッフがハイタッチを交わしながら入店するオープニングセレモニーが恒例となっている。

Apple 銀座は、2003年にオープンした国内第1号店で、米国外初のApple Storeとしても知られていることもあり、オープン前から多くのAppleファンが集結して長い待機列を作っていた。

筆者が確認したところ、待機列は最寄りの銀座駅のさらに1つ奥の銀座一丁目駅の入り口付近まで伸びていたようだ。厳密にカウントしたわけではないが、概算として1,000名近くが列を形成していた。

iPhoneのケースや画面保護フィルムなどを開発・販売していることで有名なトリニティの広報さんも現地に来ていたというが、どうやら待機列をこれ以上長くできないという理由から、11時以降に並べるリストバンドを手渡された模様。やはり国内第1号店ということもあり、ファンからの注目度はかなり高かったようだ。

オープン直前には、ストアからダッシュで飛び出したスタッフたちが待機列のファンたちと恒例のハイタッチ。

そしてオープンの10時を迎えると、中からはティム・クックCEOがサプライズ登場し、自らストアのドアを開いてファンたちを迎え入れた。待機列の最前線付近にいた人たちは、クックCEOとハイタッチしながら入店することができた。

オープン直後には、2階の吹き抜け前でクックCEOがファンたちとの交流に応じた。一緒にセルフィーを撮ったり、Apple製品にサインをしてもらうなど、貴重な体験をすることができ、誰もが満面の笑みを浮かべていた。

また、今回のオープンに際し、特別デザインのApple Gift Cardが用意されたのだが、このギフトカードの購入希望者がとても多かったようで、なんとストア内にも「ギフトカード待機列」が形成。購入希望者はスタッフの案内に従いながら、3階の壁に沿うようにズラリと整列し、自分の順番を待っていた。

ギフトカードを無事購入できた人たちは、ノベルティと重ねて写真を撮ったりと、今回のリニューアルオープンの特別感を存分に噛み締めていたようだった。

筆者は、東京ゲームショウ2025でゲーム開発者へのインタビューが控えていた関係で、入店から30分ほどしか店内にはいられず、その後の様子はチェックできなかったものの、ソーシャルメディアで検索してみたところ午後でもまだ賑わっているようだった。またノベルティも15時頃には配布が終了したようだった。

今回のリニューアルオープンは、Appleにとっても日本のファンにとっても特別なイベントだ。というのも、Apple 銀座は2003年にオープンして以来、「Appleが日本市場に本格的に根を下ろした象徴」として位置づけられてきたからだ。

来店していた40代の女性は「銀座店が一度閉店した時は本当に寂しかったけど、またこの場所に戻ってきてくれてうれしい。しかもティム・クックCEOまで来てくれるなんて夢みたい」と興奮気味に語っていた。

また、仕事の合間に駆けつけたという30代の男性は「Apple Storeのオープニングセレモニーは毎回独特の熱気があるけれど、銀座の復活は別格。まるでAppleの歴史の一部に立ち会ったような気持ちになる」と話す。

銀座という街は、伝統と革新が同居する特別なエリアだ。老舗百貨店や高級ブランドが軒を連ねる一方で、最新のテクノロジーやカルチャーも受け入れてきた。そこに再びAppleが戻って来ることで、街全体の賑わいは一層増すことになるだろう。

Apple取材
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