JAPANNEXT、14インチIPSパネル2枚搭載するデュアルモバイルディスプレイを発売

液晶ディスプレイの開発・製造・販売を手がけるJAPANNEXTは、14インチのWUXGA(1920×1200)IPSパネルを2枚搭載したデュアルモバイルディスプレイ「JN-DMD-IPS14WX」を9月18日から39,980円(税込)で発売する。今回の発表にあわせ、同社は報道関係者向けに初のプレスカンファレンスを開催した。

「JN-DMD-IPS14WX」は、折りたたみ式のモバイルディスプレイで、USB-Cケーブル1本で最大3画面のマルチディスプレイ環境を構築できる点が特徴だ。折りたたむことで収納も簡単で、ワーケーションや外出先、自宅のリビングなど、大きなディスプレイが置きづらい環境でも高い生産性を実現する。

WUXGA(1920×1200、16:10)の解像度は、フルHD(1920×1080、16:9)より縦方向の情報量が約11%多く、ウェブサイトやドキュメントを一度に表示できる。上下左右170度の広視野角IPSパネルを2枚搭載し、用途に応じた柔軟な表示が可能だ

モニターは、2枚のディスプレイを21インチ相当の1枚として使える「接続表示モード」、別々の画面として使える「拡張モード」、PCと同じ画面を表示する「コピー(ミラーリング)モード」を搭載。さらに、2台のPCやPCとゲーム機など、異なるソースを同時表示できる「独立モード」も用意されている。

USB-C接続時には、モバイル側の2枚で異なる内容を表示できる最大3画面拡張にも対応する。ただし、Macで使用する際には3画面の拡張機能は利用できない。

上部画面を反対側に折り曲げると、ジャイロセンサーが自動的に表示を上下反転するオートフリップ機能を搭載。プレゼンテーションや商談時に、資料を相手に見せながら自分の画面で確認するといった使い方もスムーズに行える。また、本体収納式の自立式キックスタンドにより、縦横どちら向きでも安定して設置可能だ。

入力端子はUSB-C(メイン用×2、サブ用×1)とminiHDMI 1.4(メイン用×1、サブ用×1)を備え、VESA規格75×75mmに対応する。フリッカーフリー設計とブルーライト軽減モードで目の負担を軽減し、1W×2のスピーカーも内蔵している。

JAPANNEXTは今回のモデル以外にもデュアルモバイルディスプレイを展開中

デュアルモバイルディスプレイは、大手家電量販でも専用のコーナーが設けられるなど、ニッチな存在ながら密かに注目されている分野だ。以前よりモバイルデュアルモバイルディスプレイを手がけてきたJAPANNEXTだが、同製品を投入することでさらなるシェア獲得を狙いたい考えだ。

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JAPANNEXTディスプレイ取材
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