「Apple Watch Series 11」 発表。健康管理機能と5G対応を強化

Appleは現地時間9月9日、新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 11」を正式に発表した。

42mmと46mmモデルの2種類を用意。価格は、アルミニウムケースモデルが64,800円〜、チタニウムケースモデルが114,800円〜 (いずれも税込)。発売は9月19日で、本日から予約受付を開始する。

▶︎ Apple公式サイトで「Apple Watch Series 11」を購入する

スポンサーリンク

「Apple Watch Series 11」 が正式発表。高血圧通知と睡眠スコアで健康管理を強化

Apple Watch Series 11は、Apple Watchのラインナップのなかでもスタンダードモデルとして位置付けられる製品だ。

新モデルの特徴としては、健康管理機能の強化と5G通信対応が最大の進化ポイント。薄型かつ快適な装着感を維持しながらも、バッテリーや耐久性も向上している。

Apple Watch Series 11は、これまでの心拍や血中酸素、睡眠トラッキングに加え、新たに高血圧(Hypertension)通知機能を搭載。

Appleの光学式心拍センサーと機械学習アルゴリズムにより、過去30日間のデータから血管の反応を解析し、高血圧の兆候があればユーザーに通知する。

対象は、Apple Watch Series 9以降およびApple Watch Ultra 2以降。FDA認可取得後、今月中に150以上の国と地域で利用可能になる見込みだ。

さらに睡眠管理機能も進化し、心拍・血中酸素・呼吸数・手首の温度などのデータをもとに睡眠の質を数値化する「睡眠スコア」を提供。就寝時間の規則性や覚醒回数など複数の要素を評価し、改善すべきポイントを明確に表示する。

スポンサーリンク

5G対応、耐久性向上、バッテリーも24時間に

ディスプレイは独自のIon-Xガラスに新たにセラミックコーティングを施し、従来比で2倍の耐擦傷性を実現。チタニウムモデルは従来どおりサファイアクリスタルを採用する。バッテリーは最大24時間持続し、急速充電にも対応。15分の充電で約8時間の駆動が可能だ。

5G通信にも対応し、モバイルデータ速度とカバレッジが向上。通話やメッセージ、音楽やアプリの利用もiPhoneなしで快適に行える。アンテナ設計も見直され、弱電界地域での通信品質向上も図られている。

watchOS 26を搭載し、新しい「Flow」「Exactograph」などの文字盤や、Workout Buddyと呼ばれる個別指導型フィットネス機能も追加された。Workout BuddyはApple Intelligenceを活用し、心拍、距離、ペース、アクティビティリングなどのデータをもとに、音声で運動中のモチベーションを高める。

Nikeバンド

ケースカラーはアルミニウムが新色スペースグレイを加えた4色展開、チタニウムはナチュラル、ゴールド、スレートの3色展開。新バンドも複数用意され、NikeやHermès向けバリエーションも刷新されている。

Apple Watch Series 11は本日より予約受付を開始しており、発売は9月19日。最新の健康機能と5G通信を備えたこのモデルは、日常の健康管理やフィットネスのパートナーとしてさらなる利便性を提供する。

▶︎ Apple公式サイトで「Apple Watch Series 11」を購入する

(画像:Apple)

Apple Watch
FOLLOW US
タイトルとURLをコピーしました