Nothing、「CMF Buds 2/2a」 5月6日発売。ちょうど良いを目指したエントリー型イヤホン、その違いは?

Nothingは4月28日、同社サブブランド 「CMF by Nothing」 から新型完全ワイヤレスイヤホン 「CMF Buds 2」 「CMF Buds 2a」 を発表した。

Nothingはこれらのイヤホンを、音質・軽さ・価格のすべてがちょうど良い 「日常イヤホン」 として紹介している。価格はCMF Buds 2が7,800円、CMF Buds 2aが6,000円 (どちらも税込) 。発売は5月6日(火)午後12時を予定している。

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CMF Buds 2

CMF Buds 2は、現行のCMF Budsをアップグレードし、さらに洗練されたオーディオ体験を可能にするために設計された次世代モデル。

本体はサンドブラスト加工によるマットな質感と、透明なカバーで包まれたダイアルが特徴のミニマルなデザインを採用。ダークグレー、ライトグリーン、オレンジの3色展開で、ファッション性を高めている。イヤホン本体は人間工学に基づいて設計されており、長時間の装着でも快適にフィットする。

最大48dBのハイブリッドアクティブノイズキャンセリングは、5200Hzという超広帯域に対応。騒がしい場所でも不要なノイズを広範囲にわたってカットし、より静かなリスニング環境を実現する。ハイブリッドノイズキャンセリングは、Environmental Adaptiveモードにも対応。周囲の騒音レベルをリアルタイムで検知し、自動的にノイズキャンセリングの強度を調整する。

本体には、11mmのPMI製ドライバーを搭載。硬質素材ならではの高い解像度と広いダイナミックレンジにより、深みのある低音とクリアな高音を両立した。Dirac Opteoによる音響チューニングは、ボーカルをより鮮明に、楽器の音色も一音一音を際立たせて再現。さらにUltra Bass Technology 2.0が、ネオジム磁石や高純度銅線と連動し、低音域にさらなる深みを加え、全体のサウンドをより迫力のあるものに仕上げている。

CMF Buds 2は、HRTF (頭部伝達関数) ベースのアルゴリズムによるSpatial Audioエフェクトを搭載し、音に方向性と広がりを持たせ、まるで映画館にいるかのような臨場感を実現。音楽鑑賞はもちろん、映画やゲームなど、没入感を求めるシーンでも活躍してくれそうだ。

バッテリー持続時間はイヤホン単体で最大13.5時間、ケース併用で最大55時間。さらに10分間の急速充電で7.5時間再生できる高速チャージにも対応する。

通話時においては、6基のHDマイクとAIによる「Clear Voice Technology 3.0」が連携することで音声をクリアに伝達。Wind Noise Reduction 3.0も搭載されており、風切り音などの不要なノイズを抑えて、自然で聞き取りやすい通話体験を提供する。

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CMF Buds 2a

CMF Buds 2aは、日常のリスニング体験を手頃な価格で引き上げるエントリーモデル。

外観はCMFらしいミニマルかつポップな印象を受けるデザインに仕上がっており、マットな質感に加え、透明カバー付きのケースデザインがユニークなアクセントとなっている。カラーはダークグレー、ライトグリーン、オレンジの3色展開。装着感も良好で、長時間の使用でも快適性を損なわない。

エントリーモデルではあるものの、10mmのダイナミックドライバーを搭載し、コンパクトな筐体からは想像できないパワフルなサウンドを実現。豊かな低音と明瞭な中高音を両立しており、ポップスからクラシック、ゲーム音まで幅広いジャンルで実力を発揮する。

CMF Buds 2aは最大42dBのアクティブノイズキャンセリング機能を備えており、通勤・通学中の雑音やカフェのざわめきなど、日常のノイズを効果的に遮断。上位モデルと同様、環境に応じてノイズ低減を自動調整する「Environmental Adaptiveモード」も搭載し、シーンを問わず快適なリスニングを可能にしている。

バッテリー持続時間は、イヤホン単体で最大11時間、ケースとの併用で最大43時間の再生が可能だ。急速充電にも対応しており、10分の充電で最大6.5時間の再生が可能だ。

通話時においては、デュアルマイクとAIベースの通話補正技術「Clear Voice Technology 2.0」により、周囲の雑音を除去しながら話者の声だけを的確に抽出する。これにより、ビジネスでもプライベートでも、相手に聞き取りやすい音声を届けられる。風切り音の軽減機能も備えており、屋外での通話も快適だ。

CMF Buds 2とCMF Buds 2a、どっちがおすすめ?

2025年のCMF Budsシリーズ

CMF Buds 2とCMF Buds 2aは、いずれも高いコストパフォーマンスを誇る完全ワイヤレスイヤホンだが、注目すべき違いがいくつかある。ユーザーの用途や重視するポイントによって、適したモデルは変わってくるはずだ。

音質・没入感を最優先するならやはりCMF Buds 2がおすすめ。11mm PMIドライバーやUltra Bass Technology 2.0、Dirac Opteoチューニングを搭載するなど、音質において明確なアドバンテージがあるからだ。さらに最大48dBのノイズキャンセリングや空間オーディオ機能も備えており、プレミアムなリスニング体験を提供する。

一方でCMF Buds 2aは、基本性能をしっかりと抑えながら、価格を抑えたモデルとなっている。日常使いにおいては十分な音質とノイズキャンセリング性能を提供し、バッテリー持ちや通話性能も優秀。予算を抑えたいユーザーにとっては、バランスの取れた選択肢となってくれるはずだ。

以下、比較表。

項目CMF Buds 2CMF Buds 2a
ドライバー11mm PMIドライバー10mm ダイナミックドライバー
ノイズキャンセリング最大48dB(5200Hz対応)最大42dB
空間オーディオ対応(HRTFベース)非対応
通話補正技術Clear Voice Tech 3.0+風切音防止Clear Voice Tech 2.0+風切音防止
再生時間
(単体/ケース込)
最大13.5時間/55時間最大11時間/43時間
急速充電10分で7.5時間再生10分で6.5時間再生
チューニング技術Dirac Opteo対応非対応
Ultra Bass Technologyバージョン2.0搭載非搭載
税込価格7,800円6,000円

両モデルはそれぞれのユーザーのニーズに応える明確な方向性を持っている。音質や機能性を重視するか、実用性とコストを重視するかによって、最適な選択が見えてくるのではないだろうか。購入する際には参考にしていただきたい。

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(画像提供:Nothing)

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