「REDMAGIC 10 Air」 がグローバルで発表。価格は549ドルから〜日本上陸予定のゲーミングスマホ

中国・深セン発のゲーミングブランドREDMAGICは4月23日、最新のゲーミングスマートフォン 「REDMAGIC 10 Air」 と、冷却アクセサリ 「VC Cooler 6シリーズ」 をグローバル向けに発表した。

5月6日より公式オンラインストア (redmagic.gg) にて早期購入 (Early Bird) が開始され、価格は549ドル / 499ユーロから。一般販売 (Open Sales) は5月7日よりスタートする予定だ。

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最新ゲーミングスマートフォン 「REDMAGIC 10 Air」 と冷却アクセサリ 「VC Cooler 6シリーズ」 グローバル向けに発表

REDMAGIC 10 Airは、従来のハイエンド路線を継承しつつ、重量わずか205g、厚さ7.85mmの薄型設計を実現したゲーミングスマートフォン。携帯性とパフォーマンスの両立を目指した新たなフラッグシップ機だ。

ディスプレイは6.8インチAMOLEDで、120Hzリフレッシュレートと2000Hzタッチサンプリングレート(連続960Hz)に対応。最大輝度は1600ニトで、日中の屋外でも高い視認性を確保。画面占有率は93.7%に達し、エッジまで広がる映像体験を提供する。

本体はアンチグレアエッジングガラスを備えたマットなメタルフレームを採用。指紋が付きにくく、ゲーミング中も快適なグリップを維持できる。RGBライティングはゲーム中の演出や通知インジケーターとしてカスタマイズ可能で、視覚的な没入感も演出されている。

さらに、本体側面に配置された520Hz対応のショルダートリガーを利用することで、照準・射撃・スキル発動などを瞬時に実行できる。

SoCには、AI処理性能を大幅に強化したQualcommのハイエンドモデル向けチップセット 「Snapdragon 8 Gen 3」 が搭載されている。これに加えて、REDMAGIC独自のサブプロセッサー「RedCore R3」が、振動、オーディオ、ライティングなど補助機能を分担処理することで、ゲーム中のメインSoCへの負荷を軽減し、安定した高フレームレートを維持する。

このアーキテクチャにより、『原神』『Call of Duty Mobile』『崩壊:スターレイル』『PUBG Mobile』などの負荷の高いゲームにおいても、発熱やパフォーマンス低下を気にせずプレイ可能だ。

また、冷却機構には9層構造のICE Cooling Systemを採用。ゲーミングノートPCで見られる、液体金属やベイパーチャンバーを組み合わせた冷却構造によって、薄型ながら最大13倍の熱伝導性能を実現。最大4時間の連続ゲームプレイでも安定した温度管理が可能だ。

スピーカーは、DTS:X UltraとSnapdragon Soundに対応し、迫力あるサウンド体験を提供。さらに、4Dバイブレーションを実現するリニアモーターも内蔵している。

カメラは、50MPのメインカメラ、50MPの超広角カメラのデュアル構造。OIS(光学手ぶれ補正)搭載のメインカメラと、歪み補正アルゴリズムを備えた超広角カメラを搭載する。フロントカメラは、16MPのディスプレイ内蔵型となっている。

バッテリーは6,000mAhの大容量。最大28時間の連続使用が可能で、80Wの急速充電にも対応する。短時間の充電で長時間のゲーミングセッションに復帰できる点は、長時間プレイユーザーにとって大きなメリットだ。

ソフトウェア面では、AIによるリアルタイム音声翻訳や、画像・スクリーンショットの自動編集といった機能も搭載。SNSでのシェアや海外プレイヤーとのコミュニケーションにも役立つ。側面のMagic Keyには任意のショートカットを設定でき、各種機能に素早くアクセスできる。

メモリ・ストレージの構成は12GB+256GB、16GB+512GBの2種類が用意されており、それぞれ549ドル、699ドルで販売される。日本でも展開予定だが、発売時期や価格については未定となっている。

「REDMAGIC 10 Air」 のグローバル発表にあわせて、冷却アクセサリ 「VC Cooler 6シリーズ」 の展開も発表されている。最上位モデルの 「VC Cooler 6 Pro」 に加えて、クリップオン型の 「VC Cooler 6」 や、コンパクト・軽量を特徴とする 「VC Cooler 6 Air」 も販売される。価格は54.9ドルから。

(画像:REDMAGIC)

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