株式会社VAIOは、発行済株式数の約93%にあたる株式をノジマグループが取得する株式譲渡契約締結が、11月11日の株式会社ノジマの取締役会において決議されたと発表した。
VAIOの発行済株式数の約1.6%に相当するVAIO株式5,000株、およびVAIO株式を保有するVJHD3の全株式を取得するかたち。株式譲渡契約で定められた経営権の移行手続きが完了次第、VAIOはノジマのグループ会社となる。
なお、今回の株式取得でVAIOはノジマのグループ企業となるものの、VAIOの独立性は尊重され、社名や代表取締役・経営執行陣、事業運営方針、顧客との関係およびブランド商標に変更はないという。
今後は、「ノジマからの支援を受けながら、これまで以上に顧客・パートナー・ベンダーの期待に応えていけるよう邁進していく」 としている。
また、ノジマは 「両者の顧客基盤を活用した双方の事業機会の創出・拡大や、当社グループの安定的な財務基盤を生かしたVAIO財務戦略の強化・推進等、それぞれの強みを生かしてグループシナジーを発揮することにより、純国産PCメーカーとしてVAIOの魅力を国内外のお客様にお届けしていく」 としている。
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