Appleは現地時間9月9日、新製品発表イベント 「it’s Glowtime.」 を開催。同イベントにあわせて新型iPhoneである 「iPhone 16」 シリーズの純正ケースを販売開始した。
純正ケースとしては、「シリコーンケース」 「クリアケース」 の2種類が用意されているが、昨年発売し話題になった 「ファインウーブンケース」 については新型モデルが用意されていないことから、わずか1年で廃止する形となったようだ。
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ユーザーから不評だったファインウーブンケースが廃止
Appleは、昨年の 「iPhone 15」 シリーズ発売の際、炭素排出の削減のためにレザー素材を使ったアクセサリを廃止。その代替として投入したのがこの 「ファインウーブンケース」 だ。
「ファインウーブンケース」 は、耐久性に優れたマクロツイルでできたファブリック生地を採用したケース。布のような触感で指先が気持ち良いが、一方でファブリック生地で作られていることもあり、吸水性はバツグン。水だけでなく汚れも吸ってしまうことから使っていくうちにどんどん汚くなっていくことが話題になり、多くのユーザーが同ケースの購入を控えていたものとみられる。
代わりに今年はApple傘下のオーディオブランド 「Beats」 からもiPhoneケースがはじめて発売している。Appleが発売したほかの純正ケースと同様、MagSafeによるマグネティックワイヤレス充電が利用可能だ。
また、アクションボタンカメラコントロールボタン ( iPhone 16/iPhone 16 Pro Maxの場合 ) についても導電層を重ねたサファイアクリスタルで指の動きをカメラコントロールに伝えることができるため、干渉せずスムーズに利用することが可能としている。
ケースの背面にはポリカーボネート、側面には熱可塑性ポリウレタン、裏地にはマイクロファイバーを使用したという。価格は、ミッドナイトブラック/サミットストーン/リップタイドブルー/サンセットパープルの4色。価格は7,980円(税込)。
ちなみに、わずか1年で販売を終了してしまう憂き目にあった 「ファインウーブンケース」 だが、同じくファインブーブン素材を使用した別のアクセサリ 「ファインウーブンウォレット」 や、「AirTagキーリング」 については、まだ販売を継続している。
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(画像:Apple)