Nothing Phone (3)は2025年に発売へ。新たなAI機能とともに登場予定、カール・ペイCEOが明かす

英Nothing Technologyは、今夏に発売するとみられていた新型フラグシップスマートフォン 「Nothing Phone (3)」 を2025年に発売するようだ。

現地時間6月5日、NothingのCEOカール・ペイ氏がX (旧Twitter) の公式アカウントにてその考えを明らかにした。

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「Nothing Phone (3)」 は2025年に発売へ

カール・ペイ氏は、昨今のテック業界はハードウェアではなくソフトウェア (具体的にはAI) に注目が集まっている状況であることを踏まえながらも、スマートフォン市場は依然として40億人以上のユーザーに対して年間10億台以上を出荷していることから、今後もコンシューマーにとって主要なデバイスであり続けると主張する。

しかし、現在のスマートフォン体験は過去10年以上進化していないとし、スマートフォンのユーザー体験を再定義する必要があると話す。そのためには、パーソナライズされた、プラットフォームを問わないインターフェースが必要であるという。これを実現するのが、「Nothing Phone (3)」 になるようだ。

カール・ペイ氏は、過去2ヶ月間にわたってAIインタラクション設計と、プロトタイプの制作を行ってきたという。今回公開されたのはその初期プロトタイプのひとつであるとのことだ。

そして同ハードウェアには、AIを統合する予定で、人々に役立つだけでなく、笑顔をもたらせる製品になる予定だとしている。

「Nothing Phone (3)」 の登場はまだ先になりそうだが、一方でNothingは6月6日に同社の低価格ブランド 「cmf by Nothing」 から、新型スマートフォン 「CMF Phone 1」 を発売すると発表している。今年は 「Nothing Phone (3)」 の代わりに 「CMF Phone 1」 を投入する計画なのかもしれない。

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(画像:Nothing)

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