現地時間5月14日、米Googleは年次開発者会議 「Google I/O 2024」 を開催。同イベントの基調講演のなかで、動画生成AI 「Veo」 を発表した。
「Veo」 は、ユーザーが入力したプロンプト (テキスト) から、1分を超える1080pの動画を生成できるAI。フォトリアリズムからシュールレアリスム、アニメーションまで、さまざまな映画スタイルに対応するという。
基調講演で公開されたデモでは、実際に撮影したかのような高クオリティな動画が生成例として複数紹介された。また、生成した動画にプロンプトを追加することで、動画を編集することも可能だ。
「Veo」 については、本日から米国在住者向けにウェイティングリストが公開されており、機能のいくつかは今後数週間のうちにGoogle Labsの 「VideoFX」 ツールを通じて利用できるようになる予定。
また、Googleは将来的に 「Veo」 の機能の一部をYouTube Shortやその他のサービスに導入する予定であることも併せて発表している。
(画像:Google)