日本HPは、モバイルワークステーション 「HP ZBook G11」 シリーズに、新たに 「AMD Ryzen PRO 8040」 シリーズ搭載モデルを追加すると発表した。
新モデルは 「HP ZBook Power 16 inch G11 A」 と 「HP ZBook Firefly 14 inch G11 A」 の2機種。価格はそれぞれ265,100円〜、204,600円〜 (どちらも税込)。発売は6月上旬を予定している。
HP、AMD Ryzen PRO 8040シリーズ搭載のモバイルワークステーション2機種を6月上旬に発売
「HP ZBook G11」 シリーズは、今年3月に発表されたAIテクノロジー内蔵の最新モバイルワークステーション。本シリーズに、新たに昨日発表されたばかりの 「AMD Ryzen PRO 8040」 シリーズを搭載したモデルを2機種追加する。
各モデルの特長は以下。
HP ZBook Power 16 inch G11 A
新設計の16インチシャーシにAMD Ryzen PRO 8040 シリーズおよび最高でNVIDIA RTX 3000 Ada Laptop GPUを搭載、3DモデリングやAIを活用したコンテンツ作成などを高速で処理する。価格は265,100円(税込)〜。
HP ZBook Firefly 14 inch G11 A
パフォーマンスと携帯性を両立させたモデル。AIテクノロジーと高性能グラフィックスを内蔵したAMD Ryzen PRO 8040 シリーズ プロセッサーを搭載し、動的な電力分配の効率化により、長時間バッテリ駆動を実現する。価格は204,600円(税込)〜。
新モデルは、HPビジネスPCのセキュリティの基盤となるHP Endpoint Security Controller (ESC) チップの最新版を搭載し、量子コンピューティングによる将来の脅威ファームウェアを保護してくれる。
また、電源オフ時やインターネットに接続されていないときでもPCの位置情報を検索し、ロック、データ消去ができる 「HP Protect and Trace with Wolf Connect」 ソリューションモデルを今回の2製品に設定した製品を7月以降に順次販売する。
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