現地時間2月6日、Appleは開発者向けにvisionOSの初のベータ版 「visionOS 1.1 beta」 の配信を開始した。ビルドナンバーは 「21O5181e」 。
「visionOS 1.1 beta」 が開発者向けに配信開始
「visionOS」 は、現地時間2月2日に米国で発売したApple初の空間コンピュータ 「Apple Vision Pro」 向けのOSで、今回配信された 「visionOS 1.1 beta」 は同OSの初めての開発者向けベータ版。インストールすることで、新機能をいち早く試すことができる。
visionOSのベータ版は、デバイスの設定アプリにある開発者ベータ版のトグルを切り替えることでダウンロード可能で、利用するには開発者アカウントが必要。Appleはダウンロード前にバックアップを作成することを推奨している。
今回配信が開始された 「visionOS 1.1 beta」 では、ユーザーがパスコードを紛失した際にデバイスをリセットするサポート機能が追加されたほか、ボリューメトリックシーン (立体的な視覚的なシーンや空間) をより近くに再配置できるようになり、コンテンツとの直接のやりとりがしやすくなった。
また、デジタルアバターの 「Persona」 にも変更があった可能性があり、「visionOS 1.1 beta」 へのアップデート後にPersonaの再設定が必要だったとのこと。変更内容は現時点では不明だ。
(via MacRumors)
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(画像:Apple)