10月31日、Appleは新製品発表イベント 「Scary Fast.」 において、新型14/16インチMacBook Proを発売すると発表した。
M3/M3 Pro/M3 Max搭載MacBook Proが11月7日から順次発売
今回発表された新型MacBook Proは、2023年2月に発売したM2世代チップを搭載したMacBook Proの後継モデルとして投入される。筐体デザインは基本的に変わらず、中のプロセッサを3nmプロセスで製造された、新型SoC 「M3/M3 Pro/M3 Max」 チップに置き換え、さらなるパフォーマンス向上を実現したプロ向けモデルとなっている。
14インチと16インチの2種類が用意されており、14インチMacBook ProにはM3/M3 Pro/M3 Maxチップを搭載可能で、16インチMacBook ProにはM3 Pro/M3 Maxチップを搭載可能。
M3チップは、8コアCPU/10コアGPUがベース構成となり、M1チップを搭載した13インチMacBook Proに比べると最大60%高速に動作する。
M3 Proチップは11コアCPU/18コアGPUが基本構成となり、M1 Proチップを搭載した16インチMacBook Proに比べると最大40%高速に動作する。
M3 Maxチップは14コアCPU/30コアGPUが基本構成となり、M1 Maxチップを搭載した16インチMacBook Proに比べると最大2.5倍高速に動作する。
さらに、M3チップはハードウェアベースのレイトレーシングに対応しており、同テクノロジーに対応する3Dゲームなどでより高い没入感で楽しむことが可能になる。
搭載メモリは、最大128GBのユニファイドメモリ。CTOオプション等で8/16/24/36/48/64/96/128GBから選ぶことが可能だ。
画面輝度は1,000ニトで、HDRコンテンツでは1,600ニト。SDRコンテンツを閲覧する際には最大600ニトとなり、従来製品に比べて20%明るくなっている。バッテリー駆動時間は最大22時間。
搭載インターフェースは、M3搭載モデルがThunderbolt 4ポート x2、HDMIポート、SDXCカードスロット、ヘッドフォンジャック、MagSafe 3ポート。M3 Pro/M3 Max 搭載モデルは、Thunderbolt 4ポート x3、HDMIポート、SDXCカードスロット、ヘッドフォンジャック、MagSafe 3ポート。
カラーラインナップは、M3搭載モデルがスペースグレイ/シルバーの2色。M3 Pro/M3 Maxを搭載した14/16インチMacBook Proはシルバーのほかに新色であるスペースブラックが用意される。なお、このスペースブラックカラーは陽極酸化皮膜を形成し、指紋の付着を大幅に減らしているとのことだ。
価格は、M3チップを搭載した14インチMacBook Proが248,800円(税込)から。
M3 Pro/M3 Maxチップを搭載した14インチMacBook Proが328,800円(税込)から。M3 Pro/M3 Maxチップを搭載した16インチMacBook Proが398,800円(税込)から。
発売は11月7日を予定しており、本日よりApple公式サイトにて予約受付が開始されている。
(画像:Apple)