Apple Watchは初代モデル以降、数年おきに大型化が行われている。昨年秋には、Apple Watchシリーズで過去最大のモデルとして 「Apple Watch Ultra」 が登場。画面サイズはこれまでの41/45mmから49mmに拡大されている。
しかし、2024年以降にはさらなる大型化を果たしそうだ。複数のアナリストが最新の予測レポートを伝えている。
Haitong International SecuritiesのアナリストのJeff Pu氏は、2024年モデルに現行の有機ELディスプレイに代わりマイクロLEDディスプレイを搭載したApple Watch Ultraが発売すると予想する。ディスプレイサイズは対角1.93インチから2.1インチになるとのこと。
有機ELディスプレイからマイクロLEDディスプレイに変更することで、色域と画面輝度をさらに高めることができるという。もし事実であれば、太陽光の下での利用がさらに快適になるかもしれない。
また、DSCC (Display Supply Chain Consultants) CEOを務めるRoss Young氏は、Apple WatchシリーズへのマイクロLEDディスプレイ搭載時期を2025年春と予測した。
Young氏は、どのモデルに搭載されるのか、また画面サイズがどう変化するのかなどの詳細な情報は提供しなかったが、大量のLEDを使用し製造コストが高いマイクロLEDの性質を考慮すると少なくともハイエンドモデルには搭載されることになるだろう。
なお、発売時期についてYoung氏は、2025年春としているが、Apple Watchシリーズのアップデート時期は毎年秋であることから、実際には2025年秋以降のモデルの情報を指しているものと予想される。
前述のJeff Pu氏とは時期が異なるものの、両アナリストが近い予測を立てていることから、AppleがマイクロLEDディスプレイをApple Watchに搭載する計画を立てている可能性は十分にあると言える。
ただし、Appleの未発表製品に関する情報に対する予測精度は、Ross Young氏が90%程度であるのに対して、Jeff Pu氏は50%程度の予測精度であることを考慮すると、2024年に登場するとの情報はやや早計と考えるべきなのかもしれない。
(via MacRumors)
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