HTC、高性能XRヘッドセット 「VIVE XR Elite」 発表。本日より予約開始

1月6日、HTCは新型XRヘッドセット 「VIVE XR Elite」 を発表した。本日1月6日(金)より予約を開始し、2023年2月下旬以降に販売を開始する。価格は179,000円(税込)。

「VIVE XR Elite」 は、VRとMRの両方に対応したオールインワンXRヘッドセット。モジュールを付け替えることで、VRグラスとして持ち運んで利用することもできる。

もちろんPC VRに対応する。Wi-Fi経由あるいはUSB Type-Cケーブルで接続することでPCのVRタイトルがプレイできる。

搭載する画面は、解像度が片目1920×1920ピクセル(両目3840×1920ピクセル)、視野角は最大110度。リフレッシュレートは90Hz。本体重量はバッテリー含めて625g。本体は折りたたみが可能な形状になっており、持ち運びにも適する。

IPD (瞳孔間距離) は無段階調整(約54〜73mm)に対応するほか、焦点距離ダイヤル機能により眼鏡を装着せずとも使用することが可能だ。

トラッキングは、6DoFのインサイドアウト方式を採用する。トラッキングカメラは4台の広角タイプ。1600万画素のRGBカメラも搭載しており、フルカラーのパススルーも可能だ。

トラッキングエリアは、立っている状態で最小1.5m x 1.5mだが、推奨は10 x 10mとなっている。座位でも使用することは可能。

なお、ハンドトラッキングにも対応しており、今後はフェイストラッカーやアイトラッカーパーツも発売する予定だという。

内蔵プロセッサはQualcomm Snapdragon XR2で、ストレージは128GB、メモリは12GB。オーディオは、エコーキャンセレーションに対応したデュアルマイクのほかスピーカーも内蔵する。

インターフェイスは、USB 3.2 Gen-1 Type-Cが2つ搭載されている。通信は、Bluetooth 5.2 + BLEとWi-Fi 6/6Eに対応する (6Eは一部の国のみ)。

バッテリー駆動時間は2時間。ホットスワップにも対応しており、XR体験中に別の電源やバッテリーに付け替えることが可能だ。

「VIVE XR Elite」 の価格は179,000円(税込)。なお、競合となる 「Meta Quest Pro」 は226,800(税込)である。

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(画像:HTC NIPPON)

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