Appleは新製品発表イベント 「Far out.」 で、新型iPhoneである 「iPhone 14」 シリーズを発表した。
「iPhone 14」 シリーズは昨年に引きつづき合計4機種のラインナップとなったが、今年は小型のminiモデルが廃止されるなど、ラインナップに大きな変更が加えられた。また、各モデルごとに性能が異なることから、どのモデルを購入するべきか悩んでいる方もいるのではないだろうか。
そこで当記事では、「iPhone 14」 シリーズ全4機種を性能/スペック/価格などで比較。さらには、どのモデルを購入するべきかを考察してみる。果たして、あなたに合ったモデルはどれなのか、ぜひこの記事を読みながら考えてみていただきたい。
iPhone 14シリーズの全ラインナップを紹介
iPhone 14シリーズには、「iPhone 14」 「iPhone 14 Plus」 「iPhone 14 Pro」 「iPhone 14 Pro Max」 の合計4機種が用意されている。
この4機種は、大きく分けて下位モデルと上位モデルの2つのグレードに分けられ、「iPhone 14」 「iPhone 14 Plus」 が下位モデル、「Pro」 が名称に付与されている 「iPhone 14 Pro」 シリーズが上位モデルの製品となる。
上位モデル
・iPhone 14 Pro Max
・iPhone 14 Pro
下位モデル
・iPhone 14 Plus
・iPhone 14
下位モデルの 「iPhone 14」 シリーズは、U字型のノッチを搭載するなど旧デザインを採用したモデル。「iPhone 14」 が6.1インチ、「iPhone 14 Plus」 が6.7インチの画面を搭載する。背面カメラはデュアルレンズカメラ。
上位モデルの 「iPhone 14 Pro」 「iPhone 14 Pro Max」 は、新デザインであるピルケース型パンチホールが画面上部に搭載されたモデル。「iPhone 14 Pro」 が6.1インチ、「iPhone 14 Pro Max」 が6.7インチの画面を搭載する。背面カメラはトリプルレンズカメラ。
同一グレードのなかでも、PlusあるいはMaxモデルはより画面が大きく、広い画面で操作することができるというメリットがある。
参考情報①iPhone 14
画面サイズ:iPhone 14 ≠ iPhone 14 Pro<iPhone 14 Plus ≠ iPhone 13 Pro Max
価格:iPhone 14 < iPhone 14 Plus < iPhone 14 Pro < iPhone 14 Pro Max
参考情報②iPhone 13
画面サイズ:iPhone 13 mini < iPhone 13 = iPhone 13 Pro < iPhone 13 Pro Max
価格:iPhone 13 mini < iPhone 13 < iPhone 13 Pro < iPhone 13 Pro Max
各モデルの差については以下で紹介していこうと思うが、当記事を読むにあたってiPhone 14シリーズとiPhone 14 Proシリーズの間にはカメラ性能にそれなりの違いが設けられているほか、バッテリー持ちにも違いがあることをザックリと覚えておいていただきたい。
筐体サイズ・画面サイズ・重量
iPhone 14シリーズの各モデルの画面・端末サイズは以下の表のとおり。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
画面サイズ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
本体サイズ | 高さ146.7 × 幅71.5 ×厚さ7.80 mm | 高さ160.8 × 幅78.1 ×厚さ7.80 mm | 高さ147.5 × 幅71.5 ×厚さ7.85 mm | 高さ160.7 × 幅77.6 ×厚さ7.85 mm |
それぞれ小さい順に並べると、iPhone 14 ≠ iPhone 14 Pro < iPhone 14 Plus ≠ iPhone 14 Pro Maxとなる。
iPhone 14とiPhone 14 Proは大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いサイズ感の5Gスマートフォン。両手操作だけでなく片手操作も十分に可能なため、大きさで迷った場合は6.1インチモデルを購入するのがベターなのではないだろうか。
iPhone 14 PlusとiPhone 14 Pro Maxは、大きな画面を搭載したデバイスが欲しい人向け。もし、あなたが大画面で映像コンテンツを楽しみたい、あるいはドキュメントを読んだり、作成したいというのであれば6.7インチの画面を搭載した 「iPhone 14 Plus」 あるいは 「iPhone 14 Pro Max」 が最もオススメだ。
しかし、6.7インチ級のサイズ感となると片手だけで操作するのがやや困難。基本は両手で操作することになる。衣服のポケットにも入らないこともあるので、iPhoneをカバンに入れて持ち運ぶ人にあった端末と言えるだろう。
特に 「iPhone 14 Pro Max」 は240gとかなりズッシリとくるため、同モデルを購入する方はApple Storeや家電量販店で一度手にとってみてから、購入することをオススメしたい。そこで 「重い」 もしくは 「大きい」 と感じたなら、本体サイズと画面サイズのバランスが取れた6.1インチモデルを購入するのが良いのではないだろうか。
画面
iPhone 14シリーズは、すべてのモデルで有機ELディスプレイ 「Super Retina XDR(OLED)」 を搭載する。解像度は高く、人間の網膜で認識できないほど高精細なRetinaに対応する。
コントラスト比は2,000,000:1で、広色域(P3)やHDRにも対応しており、対応コンテンツを正しい色合いで楽しむことが可能だ。TrueToneディスプレイにもすべてのモデルが対応しており、さらにセラミックシールド加工で画面も割れにくくなっている。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
画面 | ・Super Retina XDR(OLED) ・HDRディスプレイ ・True Tone ・広色域(P3) ・触感タッチ ・2,000,000:1コントラスト比 ・最大輝度:800ニト(標準)/1,200ニト(HDR) ・耐指紋性撥油コーティング |
・Super Retina XDR(OLED) ・ProMotionテクノロジー(1〜120Hz) ・Dynamic Island ・常時表示ディスプレイ ・HDRディスプレイ ・True Tone ・広色域(P3) ・触感タッチ ・2,000,000:1コントラスト比 ・最大輝度:1,000ニト(標準)/1,200ニト(HDR) ・耐指紋性撥油コーティング |
上位モデルと下位モデルの大きな違いとなるのが、画面上部の形状。下位モデルのiPhone 14シリーズには従来のU字型ノッチが搭載されているが、上位モデルのiPhone 14 Proシリーズには 「Dynamic Island」 というピルケース型パンチホールが搭載されている。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
ノッチの形状 | U字型ノッチ | Dynamic Island (ピルケース型パンチホール) |
「Dynamic Island」 は、従来まで前面カメラを搭載するために設けられていたU字型ノッチ(切り欠き)に代わるもので、通常時はピルケース型パンチホールで、通知などが来るとインタラクティブに黒色の領域が動き、パンチホール部分の違和感が少なくなるように工夫されている。
iPhoneが全画面デザインになってからというものの、幾度となくユーザーから違和感を指摘されてきたU字型ノッチ。Appleはこれらの声を受け、ノッチを小さくするのではなく、通知に合わせて違和感なくカメラ部分がUIに溶け込むようにし、違和感を減らす方法を選択したようだ。なかなかユニークな発想で、筆者としてはiPhone 14 Pro/14 Pro Maxの特徴のなかでかなり気に入っている部分になる。
U字型ノッチの違和感がどうしても気になっていたという人は、ぜひとも上位モデルを購入して、「Dynamic Island」 を体験してみてはどうだろうか。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
ProMotionテクノロジー | × | ◯ |
また、ProMotionテクノロジーも上位モデルだけの特徴だ。
ProMotionテクノロジーは、最大120Hzの高リフレッシュレートに対応したディスプレイのことを指す。リフレッシュレートとは、1秒間に何回画面の書き換えが行われるかを示す数値のことで、たとえば60Hzなら1秒間に60回画面が書き換えされていることを示す。数値が大きければ大きくなるほど映像を滑らかに表示させることができる。
下位モデルの画面のリフレッシュレートは60Hz。つまり、120Hzに対応した上位モデルはスクロール時などに従来の2倍滑らかに描写されているということになる。
画面が120Hzで滑らかに動くことで目への負担が少ないという恩恵はある。一度慣れると戻れないほど滑らかなので、筆者個人的にはProMotionテクノロジーに対応したProモデルがオススメ。
ちなみに、「iPhone 14 Pro」 のProMotionテクノロジーは1Hz〜120Hzの可変リフレッシュレートとなっている。これは、iPhone史上初となる常時表示ディスプレイを実現するための仕組みとなる。常時表示ディスプレイについては、詳しくは次の章で述べたいと思う。
常時画面表示
「iPhone 14 Pro」 「iPhone 14 Pro Max」 は、iPhoneシリーズ初の常時画面表示に対応する。
常時画面表示は、その名のとおり画面が常時点灯し続ける機能。常に時刻や日付などの一部情報が画面に表示されることで、画面を触らずともこれらの情報を確認できるようになった。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
常時画面表示 | × | ◯ |
画面が常に表示されるようになることで、バッテリー消費が多くなると思われがちだが、それは前述のリフレッシュレートを引き下げることでバッテリー消費量を低く抑えることが可能。原理としては、Apple Watchの常時画面表示とおなじものになる。
「iPhone 14 Pro」 「iPhone 14 Pro Max」 はリフレッシュレートの可変値が1〜120Hzになっており、使わないときなどにリフレッシュレートを1Hzまで下げることで、バッテリー消費量を必要最小限に留めることが可能。
面倒くさがらずに画面をタッチすれば日付や時刻は簡単に確認できるため、この機能のためだけに上位モデルを購入する必要はないとは思うが、Apple Watchなどで常時表示に慣れていて便利だと思うなら、上位モデルを購入する理由のひとつになり得るかもしれない。
筐体素材
iPhone 14シリーズの筐体に使用される素材やその仕上がりは、上位モデルと下位モデルで異なる。
iPhone 14シリーズは、側面に航空宇宙産業レベルのマットタイプなアルミニウムが使用されており、背面には光沢感のあるガラスが使用されている。一方のiPhone 14 Proシリーズはステンレススチールが側面に、テクスチャードマットガラス(磨りガラス)が背面に使用されており、高級感ではiPhone 14 Proの方に軍配が上がる。
より高級感のあるスマートフォンが欲しいのであればやはりiPhone 14 Proシリーズを買うのが吉となりそうだが、とは言っても、iPhone 14シリーズも背面にはガラスが使用されることから、そこまでチープさを感じることもないのかもしれない。
そもそもケースに入れて外観がほとんど見えなくなってしまう場合には使用する素材については特に考える必要はないだろう。
カラーラインナップ
カラーバリエーションについては、iPhone 14シリーズとiPhone 14 Proシリーズで異なる。
iPhone 14シリーズはブルー/パープル/ミッドナイト/スターライト/(PRODUCT)REDの合計5種類。対する、iPhone 14 Proシリーズはディープパープル/ゴールド/シルバー/スペースブラックの全4色だ。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
カラー | ・ブルー ・パープル ・ミッドナイト ・スターライト ・(PRODUCT)RED |
・ディープパープル ・ゴールド ・シルバー ・スペースブラック |
同じシルバー系でも、「iPhone 14」 のスターライトと、「iPhone 14 Pro」 のシルバーでは色味が異なる。一般的なユーザーであれば数年使うデバイスとなるため、ぜひカラー選びは慎重に。Apple公式サイトでカラーの色味はじっくりチェックしたほうが良いだろう。
カメラ性能
iPhone 14シリーズの大きな違いのひとつが背面カメラの性能。見た目からも分かるとおり、iPhone 14/14 Plusは広角+超広角のデュアルカメラなのに対し、iPhone 14 Pro/14 Pro Maxは広角+超広角+望遠のトリプルカメラが搭載されている。
下位モデルと上位モデルの大きな違いとしては、従来までは望遠カメラの有無やProRAW/ProRes対応の有無、超広角レンズでのマクロ撮影の有無などが大きな違いだったが、今回のiPhone 14シリーズでは画素数や手ぶれ補正など細かな部分にも差が設けられている。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
カメラ構成 | デュアルカメラ 12MPメイン(広角) ・26mm ・f/1.5 ・センサーシフト光学式手ぶれ補正 ・7枚構成のレンズ ・100% Focus Pixels 12MP超広角
|
トリプルカメラ 48MPメイン(広角) ・24mm ・f/1.78 ・センサーシフト光学式手ぶれ補正(第2世代) ・7枚構成のレンズ ・100% Focus Pixels 12MP超広角 12MP2倍望遠 12MP3倍望遠 |
特に性能が大きく異なるのがメインの広角カメラ。画素数は下位モデルが1200万画素なのに対し、上位モデルが4800万画素に。センサーシフト光学式手ぶれ補正も下位モデルが第1世代なのに対し、上位モデルはより手ぶれを軽減する第2世代を搭載している。
さらに重要なのが、上位モデルの広角カメラがクアッドピクセルセンサーを採用したこと。4つのピクセルをひとつにするピクセルビニングに対応したことで取り込める光の量が最大2倍になり、より明るい写真が撮影できるようになった。
クアッドピクセルセンサーにより、2倍望遠オプションも利用可能に。センサーの中央部分の12メガピクセルを使って、デジタルズームを使用せずにフル解像度の写真や4Kビデオを撮影できるようになっている。
また、True Toneフラッシュにも違いが設けられており、上位モデルは選択した焦点距離にもとづいてパターンを変える9個のLEDが並べられている。写真・動画の仕上がりが良いのは、iPhone 14 Proシリーズということになるだろう。
iPhone 12 Pro/12 Pro Maxで初めて搭載されたLiDARスキャナは、今回も上位モデルのみに搭載されている。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
LiDARスキャナ | × | ◯ |
「LiDARスキャナ」 は光が物体に反射して戻ってくる間の時間を計測することで、その空間を高速かつ正確に把握できるセンサー。同センサーによりAR体験が向上するほか、カメラでの撮影時においても被写体との距離を正確に計測し、高度なポートレートや暗所での撮影、オートフォーカスの高速化などが実現されている。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
カメラ機能 | ・光学ズームアウト(2倍) ・デジタルズーム(最大5倍) ・サファイアクリスタル製レンズカバー ・True Toneフラッシュ ・Photonic Engine ・Deep Fusion ・スマートHDR 4 ・ポートレートモード ・ポートレートライティング(6種類) ・ナイトモード ・パノラマ(最大63MP) ・フォトグラフスタイル ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・高度な赤目修正 ・自動手ぶれ補正 |
・光学ズームイン(3倍) ・光学ズームアウト(2倍) ・光学ズームレンジ(6倍) ・デジタルズーム(最大15倍) ・サファイアクリスタル製レンズカバー ・アダプティブTrue Toneフラッシュ ・Photonic Engine ・Deep Fusion ・スマートHDR 4 ・ポートレートモード ・ポートレートライティング(6種類) ・ナイトモード ・ナイトモードポートレート(LiDARスキャナ) ・パノラマ(最大63MP) ・フォトグラフスタイル ・マクロ写真撮影 ・Apple ProRAW ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・高度な赤目修正 ・自動手ぶれ補正 |
カメラ性能に関しては、より大きな違いが設けられたiPhone 14シリーズ。これまで同様、iPhoneでの写真・動画撮影が多い人はもちろん上位モデルを選ぶべきだが、仕様をチェックする限り、これまでカメラ性能にこだわってこなかった人が上位モデルでカメラデビューするのもオススメな性能に仕上がっていると言える。円安の影響で本体価格は高くなっているものの、もし予算を上乗せできるのであればぜひ上位モデルを選んでみてはどうだろうか。
ちなみに、iPhone 14シリーズは先代モデルに比べて前面カメラの性能も向上しているが、こちらは下位モデルと上位モデルでProRes対応の有無くらいしか変わらず、性能はほぼ同じ。iPhone 14シリーズの中で比較する分にはほとんど気にしなくて良いだろう。
Apple ProRAWへの対応の有無
Apple独自のRAW形式フォーマット 「Apple ProRAW」 。写真アプリでホワイトバランスやシャープネス、ハイライトなどのデータを付与し、より高いクオリティの写真撮影・現像をサポートするなど、プロレベルの撮影には必須とも言えるフォーマット形式だ。
上位モデルのiPhone 14 Proシリーズは 「Apple ProRAW」 を利用できるが、下位モデルのiPhone 14シリーズでは残念ながら利用することはできない。プロレベルの写真を撮影したいのであれば、iPhone 14 ProあるいはiPhone 14 Pro Maxを選ぶべきだろう。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
ProRAW | × | ◯ |
同フォーマットで写真を撮影したい場合には、設定アプリから 「カメラ」 > 「フォーマット」 の中にある写真撮影の部分で 「Apple ProRAW」 のトグルをオンにしておく必要がある。設定が完了したら、カメラアプリ内の 「RAW」 と書かれたボタンをタップして撮影することで、高クオリティの写真が撮影可能だ。
スマートHDRやDeep Fusion、ナイトモードなどの利用時でも「Apple ProRAW」 で撮影することができる。ただし、Live Photosやビデオ撮影時、ポートレートモード時には利用できない。また、「Apple ProRAW」 で撮影した写真は通常の写真の10〜12倍のファイルサイズになるため、本体のデータ容量やiCloudストレージの容量の残量には十分に注意していただきたい。
プロセッサ
「iPhone 14」 シリーズは、下位モデルと上位モデルで搭載するプロセッサ (SoC) が異なるため注意が必要だ。まず上位モデルの 「iPhone 14 Pro」 「iPhone 14 Pro Max」 には新開発の 「A16 Bionic」 チップが搭載されている。
「A16 Bionic」 は、4nmプロセスで製造されたAppleの最新プロセッサ。160億以上のトランジスタを搭載し、構成は高性能コア2つと高効率コア4つの合計6コア。競合他社のSoCに比べて最大40%高速なほか、消費電力が20%低減されるなど省電力性能が向上している。なお、GPUは5コア、Neural Engineは16コア構成。
一方、下位モデルの 「iPhone 14」 「iPhone 14 Plus」 には、昨年 「iPhone 13 Pro」 シリーズに搭載されていた 「A15 Bionic」 プロセッサが搭載されている。A15とA16の差については直接的に触れられていないが、A16のほうがより高速な処理が可能だという。グラフィック性能についてもA16のほうが上回るようなので、すこしでも高い処理性能を持ったデバイスが欲しい場合は 「iPhone 14 Pro」 あるいは 「iPhone 14 Pro Max」 を購入するのが良さそうだ。
「iPhone 14」 「iPhone 14 Plus」 に搭載される 「A15 Bionic」 は高性能コア2基と、高効率コア4基の合計6コア構成、GPUは5コア。内部の熱処理についても改善を行っており、長時間のゲームプレイでも処理速度が落ちないようになっているとのこと。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
プロセッサ | A15 Bionicチップ ・6コアCPU(高性能×2+高効率×4) ・5コアGPU ・16コアNeural Engine |
A16 Bionicチップ ・6コアCPU(高性能×2+高効率×4) ・5コアGPU ・16コアNeural Engine |
5Gへの対応
iPhone 14シリーズは全モデルで5Gに対応する。5Gには、サブ6GHz帯とミリ波帯(mmWave)の2つの周波数帯が存在するが、iPhone 14はこの両方に対応する。
ただし、この両方の周波数帯が利用できるのは海外で販売されるモデルのみで、日本で販売されるモデルは残念ながらサブ6GHz帯のみしか利用できない。
5Gの周波数の違い
5Gの電波は大きく分けてミリ波帯と6GHz帯以下(Sub 6GHz)の2種類の周波数帯でサービスが提供される。Sub 6GHz帯は広範囲に電波が届きやすいという特徴がある反面、周辺の電波の干渉を受けやすい。対するミリ波帯の電波は直進性が高く広範囲を網羅するにはやや不向きだが、電波干渉を受けることが少なく人口集中エリアなどでの展開に向いているとされている。
ミリ波帯のほうがより高速で安定的な通信ができることから、筆者としてはミリ波帯へのサポートを心待ちにしているが、国内の提供エリアが広がっていないからだろうか、果たしていつになれば利用できるようになるのだろうか。
耐水・防塵性能
「iPhone 14」 シリーズは、全モデル共通でIP68等級の耐水・防塵性能を備えており、最大水深6メートルで最大30分間耐えることができる。
3年前の 「iPhone 11」 シリーズでは、下位モデルと上位モデルで耐えられる水深に違いがあったが、一昨年のiPhone 12より防水性能は全モデル共通になっている。
また、耐水性能自体も高くなっていて、「iPhone 11」 シリーズでは最大4メートルとされていた最大水深も 「iPhone 12」 以降は最大6メートルまで耐えられるとされている。水没事故が起こる確率は昔に比べて低くなっており安心できるだろう。
ちなみに筆者はiPhone 13 Proを浅い海に落としてしまったことがあるのだが、その後も問題なく動作しており、Appleに別件で修理に出した際も 「水濡れなどはない」 と報告されたことから、防水性能についてはかなり信頼できるのではないかと思う。もちろん、油断は禁物だが。
バッテリー持ち
多くのユーザーが気にするであろう 「バッテリー持ち」 は、基本的に下位モデルから上位モデルになるにつれて駆動時間が長くなる傾向にある。つまり、iPhone 14 ProよりもiPhone 14 Pro Maxのほうが長く駆動するなどだ。
ただし、例外としてiPhone 14 Plusは筐体サイズが大きく内蔵するバッテリー容量が大きいこともあって、バッテリー駆動時間はiPhone 14 Proよりも長い。各モデルのバッテリー駆動時間は以下のとおり。バッテリーが長く持つデバイスが欲しい場合はより大きなモデル、あるいは上位のモデルを購入するべきだろう。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
バッテリー | ・ビデオ再生:最大20時間 ・オーディオ再生:最大80時間 |
・ビデオ再生:最大26時間 ・オーディオ再生:最大100時間 |
・ビデオ再生:最大23時間 ・オーディオ再生:最大75時間 |
・ビデオ再生:最大29時間 ・オーディオ再生:最大95時間 |
筆者は先代モデルではiPhone 13 Proをメイン機として使用していたが、同モデルの駆動時間(ビデオ再生22時間/オーディオ再生75時間)で特に不満はなく、テザリングなどバッテリーをバリバリ消費する行為さえしなければおよそ丸一日は持っていたため、一般的なユーザーであればiPhone 14 Proの駆動時間でも十分に満足できるのではないだろうか。
ちなみにiPhone 14シリーズにはスマートデータモードと呼ばれるバッテリー持ちを長くする機能が搭載されている。このスマートデータモードは5G通信と4G通信を自動で切り替える機能。5G通信はバッテリー消費が大きいことから、必要な時だけ5Gを有効化することで不必要なバッテリー消費を防ぐことができる。
ワイヤレス充電機能&MagSafe
「iPhone 14」 シリーズはワイヤレス充電に対応している。ワイヤレス充電規格である 「Qi」 に対応した充電パッドの上に置くことで、ワイヤレスで充電することが可能だ。
また、一昨年の 「iPhone 12」 から導入された 「MagSafe」 についても、もちろん対応する。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max |
---|---|---|---|
・Qiワイヤレス充電(最大7.5W) ・MagSafeワイヤレス充電(最大15W) |
・Qiワイヤレス充電(最大7.5W) ・MagSafeワイヤレス充電(最大15W) |
「MagSafe」 はマグネットを使用したワイヤレス充電機構。iPhoneと、MagSafe対応ワイヤレス充電器に内蔵されたリング状のマグネットが内蔵されており、それらが磁力でくっつくことで常に適正な位置で効率良くワイヤレス充電できる仕組みだ。Apple Watchの充電器をイメージすると分かりやすいかもしれない。
MagSafeは最大15W出力に対応するため、従来のワイヤレス充電器(7.5W)よりも高速に充電することが可能。以前はiPhone 13 miniが最大12Wという制限があったものの、いまは全モデルで15W出力に対応するため、MagSafeの仕様の違いを気にする必要はない。
ちなみにMagSafeに対応した充電アクセサリとしては、Apple純正では 「MagSafeバッテリーパック」 と 「MagSafe デュアル充電パッド」 が販売されている。両充電器の詳細に関しては、以下にレビュー記事を掲載しておくので参考にしていただきたい。
また、サードパーティからはBelkinが 「BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafe」 を発売している。同充電器はiPhoneとApple Watch、AirPodsの3つのデバイスを同時に充電できてとても便利。ぜひ複数のApple製品をお持ちの方は購入を検討してみていただきたい。
ストレージラインナップ・価格
iPhone 14シリーズのストレージ容量は、128GB/256GB/512GBの3種類。iPhone 14 Proシリーズのストレージ容量は128GB/256GB/512GB / 1TBの4種類。
価格は 「iPhone 14」 が119,800円〜、「iPhone 14 Plus」 が134,800円〜、「iPhone 14 Pro」 が149,800円〜、「iPhone 14 Pro Max」 が164,800円〜となっている (いずれも税込) 。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
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価格(税込) | 128GB:119,800円 256GB:134,800円 512GB:164,800円 |
128GB:134,800円 256GB:149,800円 512GB:179,800円 |
128GB:149,800円 256GB:164,800円 512GB:194,800円 1TB:224,800円 |
128GB:164,800円 256GB:179,800円 512GB:209,800円 1TB:239,800円 |
ちなみに、iPhone 14 Proシリーズの場合、128GBモデルはProRes形式での撮影時の解像度が1080p/30fpsに制限されるとのこと。綺麗な映像を撮影したいようなら256GBモデル以上を購入することをオススメする。
発売日・予約開始日
「iPhone 13」 シリーズの発売日は、「iPhone 14」 「iPhone 14 Pro」 「iPhone 14 Pro Max」 が9月16日(金)、「iPhone 14 Plus」 が10月7日(金)を予定している。
予約受付は、全モデル共通の9月9日(金)21時から。Apple公式サイトと主要キャリア (ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイル) にて行われる予定だ。
まとめ
今回は、iPhone 14シリーズすべてのモデルの性能・仕様を比較してみたが、あなたの求めるiPhoneは見つかっただろうか。
もし各項目を読んで答えが見つけられなかったのなら、筆者がオススメするiPhoneを用途別にザックリ提示しておきたいと思う。
- 性能が良いiPhoneが欲しい:iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max
- 手のひらサイズのiPhoneが欲しい:iPhone 14/iPhone 14 Pro
- 大きな画面が欲しい:iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro Max
- スマホで写真・映像を撮る機会が多い:iPhone 14 ProかiPhone 14 Pro Max
- バッテリー持ちが良いiPhoneが欲しい:iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max
- バランスの取れたiPhoneが欲しい:iPhone 14 Pro
- 高級感のあるモデルが欲しい:iPhone 14 Pro / iPhone 14 Pro Max
- 安いモデルが欲しい:iPhone 14 (iPhone SEも視野に入れるべき?)
以上が各モデルの特徴を踏まえたiPhone 14の選び方となる。
安さやコストパフォーマンスを重視することももちろん大切だが、それ以上に重要なのは、あなたがiPhoneに求める最も重要なことは何なのか。カメラ性能を大事にする人もいれば、カッコ良さ、可愛さなど見た目を重視する人もいるだろう。また使いやすさ、もっというと持ちやすさや操作性を重視するユーザーもいるはずだ。
たとえば筆者は持ち運ぶためなるべくコンパクトなモデルを選びたいが、取材先で写真を撮影する機会が多いため、カメラ性能も重視しなくてはいけない。カメラ性能が高ければ旅行や出張先などでも活用できるため一石二鳥。今年はプロモデル同士でもカメラ性能に差がつけられなかったため、今回も 「iPhone 14 Pro」 を選ぶつもりだ。
こんな感じで選ぶと、あなたにピッタリ合うモデルが見つかるはず。果たしてあなたにはどのモデルが最適なのか、ぜひじっくり検討してみていただきたい。
全モデルを表で比較
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
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画面 | ・Super Retina XDR(OLED) ・HDRディスプレイ ・True Tone ・広色域(P3) ・触感タッチ ・2,000,000:1コントラスト比 ・最大輝度:800ニト(標準)/1,200ニト(HDR) ・耐指紋性撥油コーティング |
・Super Retina XDR(OLED) ・ProMotionテクノロジー(1〜120Hz) ・Dynamic Island ・常時表示ディスプレイ ・HDRディスプレイ ・True Tone ・広色域(P3) ・触感タッチ ・2,000,000:1コントラスト比 ・最大輝度:1,000ニト(標準)/1,200ニト(HDR) ・耐指紋性撥油コーティング |
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画面サイズ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
解像度 | 2532×1170 (460ppi) | 2778×1284 (458ppi) | 2556×1179 (460ppi) | 2796×1290 (460ppi) |
プロセッサ | A15 Bionicチップ ・6コアCPU(高性能×2+高効率×4) ・5コアGPU ・16コアNeural Engine |
A16 Bionicチップ ・6コアCPU(高性能×2+高効率×4) ・5コアGPU ・16コアNeural Engine |
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背面カメラ | デュアルカメラ 12MPメイン(広角) ・26mm ・f/1.5 ・センサーシフト光学式手ぶれ補正 ・7枚構成のレンズ ・100% Focus Pixels 12MP超広角
機能 |
トリプルカメラ 48MPメイン(広角) ・24mm ・f/1.78 ・センサーシフト光学式手ぶれ補正(第2世代) ・7枚構成のレンズ ・100% Focus Pixels 12MP超広角 12MP2倍望遠 12MP3倍望遠 機能 |
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ビデオ撮影 | ・4Kビデオ撮影(最大60fps) ・1080p HDビデオ撮影(最大60fps) ・720p HDビデオ撮影(30fps) ・シネマティックモード(最大4K HDR/30fps) ・アクションモード(最大2.8K/60fps) ・ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K/60fps) ・1080pスローモーションビデオ(最大240fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ・ナイトモードのタイムラプス ・QuickTakeビデオ ・ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正(メイン) ・光学ズームアウト(2倍) ・デジタルズーム(最大3倍) ・オーディオズーム ・True Toneフラッシュ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(最大4K) ・連続オートフォーカスビデオ ・再生ズーム ・ステレオ録音 |
・4Kビデオ撮影(最大60fps) ・1080p HDビデオ撮影(最大60fps) ・720p HDビデオ撮影(30fps) ・シネマティックモード(最大4K HDR/30fps) ・アクションモード(最大2.8K/60fps) ・ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K/60fps) ・ProResビデオ撮影(最大4K/30fps、128GBは最大1080p/30fps) ・マクロビデオ撮影(スローモーション/タイムラプス) ・1080pスローモーションビデオ(最大240fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ・ナイトモードのタイムラプス ・QuickTakeビデオ ・ビデオの第2世代センサーシフト光学式手ぶれ補正(メイン) ・ビデオのデュアル光学式手ぶれ補正(メイン/望遠) ・光学ズームイン(3倍) ・光学ズームアウト(2倍) ・光学ズームレンジ(6倍) ・デジタルズーム(最大9倍) ・オーディオズーム ・True Toneフラッシュ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(最大4K) ・連続オートフォーカスビデオ ・再生ズーム ・ステレオ録音 |
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内向きカメラ | TrueDepthカメラ ・12MP ・f/1.9 ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス ・6枚構成のレンズ ・Retina Flash ・Photonic Engine ・Deep Fusion ・スマートHDR 4 ・ポートレートモード ・ポートレートライティング(6種類) ・アニ文字とミー文字 ・ナイトモード ・フォトグラフスタイル ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・レンズ補正 ・自動手ぶれ補正 ・バーストモード ・4Kビデオ撮影(最大60fps) ・1080p HDビデオ撮影(最大60fps) ・シネマティックモード(最大4K HDR/30fps) ・ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K/60fps) ・1080pスローモーションビデオ(120fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ・ナイトモードのタイムラプス ・QuickTakeビデオ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(最大4K) |
TrueDepthカメラ ・12MP ・f/1.9 ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス ・6枚構成のレンズ ・Retina Flash ・Photonic Engine ・Deep Fusion ・スマートHDR 4 ・ポートレートモード ・ポートレートライティング(6種類) ・アニ文字とミー文字 ・ナイトモード ・フォトグラフスタイル ・Apple ProRAW ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・レンズ補正 ・自動手ぶれ補正 ・4Kビデオ撮影(最大60fps) ・1080p HDビデオ撮影(最大60fps) ・シネマティックモード(最大4K HDR/30fps) ・ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K/60fps) ・最大4K/30fpsのProResビデオ撮影(128GBは1080p/30fps) ・1080pスローモーションビデオ(120fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ・ナイトモードのタイムラプス ・QuickTakeビデオ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(最大4K) |
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センサー | ・Face ID ・気圧計 ・ハイダイナミックレンジジャイロ ・高重力加速度センサー ・近接センサー ・デュアル環境光センサー |
・Face ID ・LiDARスキャナ ・気圧計 ・ハイダイナミックレンジジャイロ ・高重力加速度センサー ・近接センサー ・デュアル環境光センサー |
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通信 | ・4×4 MIMO対応5G(sub-6 GHz) ・4×4 MIMOとLAA対応ギガビットLTE ・2×2 MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) ・Bluetooth 5.3 ・空間認識のための超広帯域チップ ・リーダーモード対応NFC ・予備電力機能付きエクスプレスカード ・FeliCa |
・4×4 MIMO対応5G(sub-6 GHz) ・4×4 MIMOとLAA対応ギガビットLTE ・2×2 MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) ・Bluetooth 5.3 ・空間認識のための超広帯域チップ ・リーダーモード対応NFC ・予備電力機能付きエクスプレスカード ・FeliCa |
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バッテリー | ・ビデオ再生:最大20時間 ・オーディオ再生:最大80時間 |
・ビデオ再生:最大26時間 ・オーディオ再生:最大100時間 |
・ビデオ再生:最大23時間 ・オーディオ再生:最大75時間 |
・ビデオ再生:最大29時間 ・オーディオ再生:最大95時間 |
充電仕様 | ・約30分で最大50%充電(20Wアダプタ) ・Qiワイヤレス充電(最大7.5W) ・MagSafeワイヤレス充電(最大15W) |
・約30分で最大50%充電(20Wアダプタ) ・Qiワイヤレス充電(最大7.5W) ・MagSafeワイヤレス充電(最大15W) |
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ホームボタン | × | × | ||
ヘッドホン端子 | × | × | ||
スピーカー | ・空間オーディオ再生
・Dolby Atmos対応 |
・空間オーディオ再生
・Dolby Atmos対応 |
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防水性能 | IP68等級 最大水深6メートルで最大30分間 |
IP68等級 最大水深6メートルで最大30分間 |
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本体サイズ | 高さ146.7 × 幅71.5 ×厚さ7.80 mm | 高さ160.8 × 幅78.1 ×厚さ7.80 mm | 高さ147.5 × 幅71.5 ×厚さ7.85 mm | 高さ160.7 × 幅77.6 ×厚さ7.85 mm |
重量 | 172g | 203g | 206g | 240g |
カラー | ・ブルー ・パープル ・ミッドナイト ・スターライト ・(PRODUCT)RED |
・ディープパープル ・ゴールド ・シルバー ・スペースブラック |
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価格(税込) | 128GB:119,800円 256GB:134,800円 512GB:164,800円 |
128GB:134,800円 256GB:149,800円 512GB:179,800円 |
128GB:149,800円 256GB:164,800円 512GB:194,800円 1TB:224,800円 |
128GB:164,800円 256GB:179,800円 512GB:209,800円 1TB:239,800円 |