現地時間8月18日、Pixelmator TeamはiOS/iPadOS向け画像編集アプリ 「Pixelmator Photo」 のMac版を今年後半〜来年初めにリリースすると発表した。
また、「Pixelmator Photo」 の料金体系がサブスクリプション制に移行することも併せて発表されている。サブスク制への移行で実質的な値上げとなるが、すでに購入済みのユーザーには影響はなく、今後も追加費用なしで使い続けることが可能だ。
Mac版 「Pixelmator Photo」 がリリースへ。料金体系はサブスク制に移行
まずはMac版 「Pixelmator Photo」 だが、Pixelmator Teamによると本アプリはMacのためにゼロベースから設計されており、早ければ今年後半にも利用できるようになる予定だという。
また、iOS/iPadOS向け 「Pixelmator Photo」 の料金体系がサブスク制に移行する。料金は月額580円、もしくは年額3,200円。買い切りの場合は7,000円で購入することも可能だ (価格はいずれも税込) 。同サブスクリプションに加入することで、iOS/iPadOS版、Mac版をいずれも利用することが可能になる。
これらはあくまで Mac版 「Pixelmator Photo」 が配信されるまでの期間限定価格であり、Mac版の提供開始時にはさらに値上げされる予定。ただし、Mac版が配信されるまでにサブスク契約したユーザーは同じ価格で利用し続けることができるとのこと。
ちなみに、すでにiOS/iPadOS版を購入したユーザーは支払いの必要はなく、今後もiOS/iPadOS版を追加費用なしで利用し続けられる。
サブスク制へ移行する理由について、Pixelmator Teamは、従来の価格では開発コストに見合わないからと説明している。
また、買い切り制の問題点として、メジャーアップデートなどの大型アップデートで新機能を大量にリリースしようとすると開発に遅延が発生しがちなこと、後から購入したユーザーよりも早期で購入したユーザーばかりが得をして不公平であること、買い切りアプリだと体験版の提供ができないことなどを挙げ、それらを解消するためにサブスク制に移行したとしている。
(画像:Pixelmator Team)