2022年4月、Samsungの最新5Gスマートフォン 「Galaxy S22」 が国内向けに発売した。
Galaxy S22はGalaxy Sシリーズの最新モデルで、一部デザインが先代モデルから変更されたほか、画面や本体が小さくなったことで持ち運びやすさが向上。内蔵SoCも従来より高性能なものが搭載され、処理性能が20%以上向上している。
今回、Galaxy S22の実機をメーカーからお借りし、デザインや使い勝手、処理性能、カメラ性能などをチェックできたので詳しく紹介する。
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デザイン・仕様
今回お借りしたモデルは、Galaxy S22のピンクゴールド。ピンク系の温かみがありつつ、上品さも兼ねそろえたオシャレなカラーだ。
本体デザインは先代モデルの 「Galaxy S21」 から大きく変わらないものの、側面がフラットなデザインに。個人的にはフラットな方がグリップが効きやすく、持ったときの安心感が高いように感じている。
おもて面は本体端ギリギリまでディスプレイが広がる全面ディスプレイデザインが採用されていて、画面中央上部の前面カメラを避けるようにパンチホールが設けられている。このあたりは先代モデルから大きな変化はなしだ。
画面サイズは6.2インチから6.1インチに小さくなっており、本体サイズもわずかに小型・軽量化。具体的には本体サイズがH146.0 x W70.6 x D7.6 mmで、重量が168gとなっていて、最新スマートフォンの中では比較的小型な部類に入る。
Galaxy S21 | Galaxy S22 | |
---|---|---|
画面サイズ | 6.2インチ | 6.1インチ |
本体サイズ | H151.7 × W71.2 × D7.9mm | H146.0 x W70.6 x D7.6mm |
重量 | 171g | 168g |
実際にGalaxy S22を数週間使ってみたところ、画面や本体の小型化により、手の小さい筆者でも片手で画面の端に指が届きやすくなり、全体的に操作がしやすくなったように感じている。女性や片手操作派の人にはGalaxy S22はピッタリのスマートフォンではないだろうか。
画面には先代モデル同様に有機ELディスプレイが搭載。黒の表現に秀でているため、夜景や暗めの写真・映像をとても綺麗に映し出してくれる。解像度は2340 × 1080 (FHD+) 。
リフレッシュレートはコンテンツに応じて48Hz〜120Hzで自動調節する可変式で、静止画では48Hzで電力を節約し、スクロール時には最大120Hzでヌルヌルと滑らかに画面が動く。スクロール時の動きが気持ちいいのはもちろんだが、画面が滑らかに動くため目が疲れにくいというメリットもある。
背面はトリプルカメラとLEDフラッシュのみが搭載されたシンプルなデザイン。背面は指紋などがつきにくいマットな仕上がりで、手触りはサラサラ。指紋がつきにくいので、ケースなしで使っていても比較的綺麗な状態を維持できる。
カメラ構成は広角+超広角+望遠で、画素数は順に50MP、12MP、10MP。背面カメラの性能については、後ほど筆者が撮影した写真を含めて詳しく紹介したい。
生体認証は、顔認証と指紋認証の両方に対応。普段は顔を見せるだけで認証し、外出時などマスク着用時には指紋認証で認証するなど、状況によってスマートに認証方法を切り替えられる。
指紋認証は画面内蔵の超音波式センサーを使用するため、画面に指を置いて指紋を認証する仕組み。感度や認証スピードは良好で、これまで物理センサー式の指紋認証を使っていたという人もほとんど変わらない感覚で認証できるはず。
側面には、左側のみにボタン類がまとめられている。ボタンは音量調節ボタンと電源ボタンの2つ。
底面には充電・通信用のUSB Type-Cポートと、SIMスロットが搭載。本体の充電は有線だけでなくワイヤレスにも対応していて、充電出力は有線が最大25W、ワイヤレス充電が最大15Wに対応する。他デバイスを充電できるリバースワイヤレス充電 「ワイヤレスパワーシェア」 も利用可能だ。
SIMスロットはシングル仕様で、nanoSIMに対応。残念ながらeSIMには対応しないので、モバイル通信を利用するなら物理SIMカードが必須となる。機種変更でGalaxy S22に乗り換える場合、前の機種でeSIMを利用していた人は物理SIMカードへの切り替えをお忘れなく。
SIMスロットはSIMカード専用になっていて、microSDなどの外部ストレージには対応していない。内蔵ストレージが256GBもあるため、何をするにも基本的に容量は足りるとは思うが、旅行などでとにかく写真や動画をたくさん撮影する人や、容量の大きいアプリを使う人は注意していただきたい。
防水規格はIPX5/IPX8に対応。暴風雨に晒したり、水に沈めるなどの特殊なシチュエーションを除いては、基本的には水没の心配は不要。防塵規格はIP6Xに対応していて、細かい砂が舞い上がるような環境でも故障の心配なく安心して使用し続けられる。
そのほか、Galaxy S22は国内で多くの人がAndroidスマートフォンに求める 「おサイフケータイ」 に対応。モバイルSuica・PASMOなどが利用可能だ。
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内蔵SoCの性能
Galaxy S22には、内蔵SoCとして 「Snapdragon 8 Gen 1」 が搭載。Samsungによると、処理性能は先代モデルよりも20%以上向上するほか、GPU性能は30%程度、マシンラーニングについても2倍程度向上しているとのことだ。
実際にどれほどの性能になっているのか、ベンチマークアプリを使ってベンチマークスコアを計測してみた。計測にはAnTuTuベンチマークとGeekbench 5を使用している。
上記はAnTuTuベンチマークの結果。総合スコアは826386となった。
上記はGeekbench 5のベンチマーク結果。シングルスコアが1193、マルチコアスコアが3141。グラフィック性能を示すOpenCLスコアは5735となった。
やはり最新のSoCということで、国内で発売しているAndroidスマートフォンの中ではかなり高性能な部類に。グラフィック性能が先代モデルから大きく向上したことで、3Dゲームなどがより快適にプレイできるようになった。
また、SoCの性能向上により、カメラのAI機能の性能も向上。暗所での撮影やポートレートなどの写真のクオリティがアップしている。詳しくはカメラの項目で紹介したい。
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カメラ性能
Galaxy Sシリーズを選ぶ理由として、カメラ性能の高さを理由に挙げる人は多い。今回のGalaxy S22もカメラ性能はかなり良く、スマートフォンながら本格的な写真が撮影できる。
Galaxy S22の背面カメラは、広角+超広角+望遠のトリプル構成で、画素数は順に50MP、12MP、10MP。綺麗に撮影したい場面では基本的には画素数の高い広角カメラを使いつつ、超広角や望遠を活かしたユニークな写真も撮影できるといった感じだ。
今回、出張で函館に行く機会があったので、Galaxy S22で様々な風景を撮影してみた。
上記はメインとなる広角カメラで撮影した写真。すみずみまで鮮明で、ノイズがほとんどない綺麗な写真が撮影できた。特に今回は昼〜夕方にかけての西日が強い時間帯での撮影が多かったのだが、どの写真も光の加減が絶妙で、あまり意識しなくてもいい感じの写真に仕上がった。
上記は暗い建物内から窓を通して外を撮影した写真だが、明暗差が激しくても建物内が黒く潰れてしまったり、外が白っぽくなってしまうことなく、しっかりと撮影できている。アイディア次第ではとてもユニークな写真が撮影できそうだ。
上記は広角モードで撮影した写真と望遠モードの光学3倍ズームで撮影した写真。天気の関係で若干霞がかってはいるものの、頂上をハッキリと写せている。
上記はナイトモードで撮影した写真。人気夜景スポットの函館山からの風景だが、実際に目で見ているよりも街の灯りをしっかりと写し出していて、とても綺麗な写真が撮影できた。
函館山からの夜景を望遠カメラでズーム撮影して、写真中央に青函連絡船 「摩周丸」 を捉えた写真。さすがに夜の撮影ということで粗さが目立つものの、まったく撮影できていないというレベルではないため、記録として残しておきたいなどに重宝しそうだ。
ポートレート撮影は被写体と背景がしっかりと区別できていて、被写体をくっきり鮮明に写し出している。背景のボケ具合も自然で、かなりクオリティの高いポートレート写真が撮影できたと思う。
まとめ
Galaxy S22は、5G通信やおサイフケータイなどの基本的な機能を備えつつ、内蔵SoCの性能も高くスムーズに動作することから、メインのスマートフォンとして十分に活躍してくれる。
実際にGalaxy S22を数週間使ってみて、筆者が良いなと感じたのがやはりカメラ性能。どんなシチュエーションでも気軽に綺麗な写真が撮影できて、日常での写真撮影はもちろん、イベントや旅先などの特別なシーンでの写真撮影も思いっきり楽しめる。
しかもこのカメラ性能を小型モデルで実現したことで、持ち運びやすさとカメラ性能を両取りできるのがGalaxy S22の良いところ。コンパクトだけどカメラ性能も諦めたくない人にはオススメのスマートフォンと言えるだろう。
Galaxy S22は、国内キャリアではドコモとauで販売されていて、販売価格はドコモが122,012円、auが125,030円 (いずれも税込) 。ハイエンドスマートフォンとしては比較的お手頃価格なのも見逃せない。メインスマートフォンの機種変更を考えている人は、ぜひGalaxy S22を検討してみてはどうだろうか。
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