「Apple Music」 で配信中のラジオ番組 「J-Pop Now Radio」 。本日公開されたエピソード68 (4月6日公開) に、BUMP OF CHICKENボーカル&ギターの藤原基央がゲスト出演した。
同エピソード内で藤原基央は、DJの落合健太郎によるインタビューに応えている。なお、BUMP OF CHICKENは2001年にリリースされた大ヒット曲 「天体観測」 を空間オーディオ対応版の再レコーディングを行なっている。また、同楽曲を使用したApple Musicとの広告キャンペーン 「ドルビーアトモスの空間オーディオで、『天体観測』を再発見。」 も始動。大きな話題となっている。
空間オーディオ対応で再レコーディングした『天体観測 (2022 Rerecording Version)』について藤原基央は、「一生懸命ギターのフレーズを弾いたのに、20年前の音源のミックスだとそれを全く聴きとることができない部分もある。しかし、空間オーディオだと音の分離がしっかりしたことによって以前では聴きとることが出来なかった部分も聴きとることができる。これは本当に嬉しいこと」 と語った。
また、空間オーディオにリミックスしたライブアルバム 「BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora arc TOKYO DOME Live Album」 については、ダイナミックヘッドトラッキングの機能について触れ、「東京ドームの中というライブ空間が立体的に再現されており、オーディエンスの歓声が自分を囲むように聞こえる」 「家や通勤の電車の中でもライブ空間が再現される」 と述べた。
ダイナミックヘッドトラッキングは、ユーザーの頭の向く方向に合わせて調整された立体音響を楽しめる機能。楽器などの音が鳴っている場所がある程度固定されるため、ユーザーが向いた方向によっては特定の音、たとえばボーカルの声が左から聞こえたり、右から聞こえたり、後ろから聞こえたり。体の周囲から聴こえるという現実のような錯覚を起こす。AirPods Pro、AirPods Max、AirPods (第3世代)、またはBeats Fit Proで利用できる。同機能については、落合健太郎による解説の 「ダイナミックヘッドトラッキング機能を備えた空間オーディオの紹介」 が公開されているので、気になった方はぜひ試聴していただきたい。
空間オーディオによる音楽体験の今後のさらなる広がりについて藤原基央は、「リスナーの皆さんにとっても、音楽を作る人にとっても、空間オーディオが身近なものになっていくといい」 と、期待を語っている。
BUMP OF CHICKENの藤原基央がゲスト出演する 「J-Pop Now Radio」 エピソード68は、4月6日に公開される。Apple Musicに加入するユーザーは、こちらのリンクから聴くことが可能だ。
「Apple Music」 は、Appleが2015年から提供している音楽配信サービス。個人プランなら月額980円、ファミリープランなら月額1,480円で約9,000万曲もの楽曲が広告なしで聴き放題になる。楽曲のダウンロードにも対応しており、オフラインでの視聴も可能だ。初めて利用するユーザーには無料トライアルも用意されている。
(画像提供:Apple Japan)