現地時間1月19日、Appleが 「iOS 15.2」 のSHSHの発行を終了した。これにより、各種iOSデバイスは 「iOS 15.2」 にダウングレードすることができなくなっている。
SHSHとはiOSの復元に必要な許可証のことで、Appleは基本的にiOSの最新版をリリースしてから数週間以内に、過去バージョンのSHSHの発行を終了する傾向にある。これは最新バージョンへの移行を促し、ユーザーの持つデバイスのセキュリティの向上や不具合を解消するために行われているのだが、裏を返せばSHSH発行が終了してしまうことで以前のバージョンで復元することができなくなることを意味する。
今回Appleは 「iOS 15.2」 のSHSH発行を終了したため、現状では 「iOS 15.2.1」 からのダウングレードはできなくなってしまった。旧OSでiPhoneを復元しようとしていた方は注意が必要だ。