現地時間11月17日、米Microsoftはクラウドゲームサービス 「Xbox Cloud Gaming」 のコンソール展開を開始したと発表した。
対応コンソールはXbox Series X|SとXbox One。「Xbox Cloud Gaming」 を提供する25地域とブラジルにて、今後数週間以内に順次提供を開始する予定となっている。
「Xbox Cloud Gaming」 のコンソール展開が順次開始
「Xbox Cloud Gaming」 は、クラウドサービスを利用してスマートフォンやタブレット、PCのブラウザ上でXbox Game Passライブラリにあるゲームを遊べるクラウドゲームサービス。Xbox Series Xベースのサーバーで実行したゲーム映像を、ネットワークで各デバイスにストリーミングする形でプレイできる。Xbox Game Pass Ultimateのユーザーが利用可能で、解像度は最大1080p/60fps。
現在の対応デバイスはWindows 10およびiPhoneやiPad(WEBブラウザ経由)、Androidデバイス。これにXbox Series X|S、Xbox Oneが新たに加わる形。
本サービスを利用すれば、これらのコンソールにてXbox Game Passライブラリにあるタイトルをインストールなしでプレイできるほか、Xbox OneでXbox Series X|S向けタイトルをプレイすることも可能になる。たとえばXbox Oneが本来サポート対象外となる『Microsoft Flight Simulator』をプレイ可能となる。
今秋にXbox Insiderプログラムを通じてベータテストが実施されており、その後正式にサービス開始予定とされていた。
関連リンク:Xbox Wire