ウェザーニューズ、11月19日の “ほぼ皆既月食” を国内4地点から生中継

ウェザーニューズは今月19日夕方から夜にかけて起こる部分月食を、国内4地点から同時生中継すると発表した。

配信は、24時間生放送の気象情報専門チャンネル 「ウェザーニュースLiVE」 で行われる。部分月食の観測が難しいエリアの方や、専門家の解説付きで月食を見たい方は、ぜひ同番組をご覧いただきたい。

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ウェザーニューズ、11月19日の部分月食を生中継

月食は、太陽と地球・月が一直線に並ぶことで起こる天体現象。月が地球の影に隠されることで、月が欠けて見える。11月19日夕方〜夜は月の一部が欠ける部分月食ではあるものの、食の最大時は月直径の97.8%が欠けるため、”ほぼ皆既月食” となる予定。

通常の部分月食の場合、影に入った部分が暗くなるのみに留まるが、今回は皆既食に近い部分月食となるため、食の最大の頃には影の部分が皆既食と同じように赤銅色に色づいて見えるかもしれない。

食のはじまりは16時18分頃で、部分食の最大は18時2分頃に迎える。19時47分頃には部分食が終了し満月の姿に戻る予想。部分食の始まりは北海道や東北北部でのみ見られ、食の最大までには全国で月が空に昇ってくる予定。なお、日本全国で見られる次回の月食は、2022年11月8日に起こる皆既月食となる。

「ウェザーニュースLiVE」 では、今回の天体ショーの様子を国内4カ所から生中継する。月が欠けていく様子や “ほぼ皆既月食” になる瞬間などを高感度カメラで捉え、専門家による詳しい解説も交えて紹介する。

ウェザーニューズによると、19日は北日本を中心に一時的に冬型の気圧配置となり、関東以西は高気圧に覆われる予想。「バッチリ見える」 エリアは関東以西で、晴れて月食を見られるところが多い予想だ。

「チャンスあり」 のエリアは北海道のオホーツク海側や太平洋側、東北、北陸で、東北北部では比較的チャンス大の見込み。北海道の日本海側や新潟、山形周辺では雲が広がり、月食を見るのは難しそうとのこと。観測が難しいエリアの方は、ぜひ 「ウェザーニュースLiVE」 の特別番組で月食の様子をご覧いただければと思う。

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