10月1日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントはBluepoint Gamesの買収に合意、契約を締結したと発表した。
SIE、Bluepoint Gamesを買収
Bluepoint Gamesは、米国オースティンに拠点を置くゲーム開発スタジオ。コンソールの要となるビジュアルやゲームプレイのレベルを継続的に高め、業界のなかでもっとも高品質なリマスターやリメイクを開発している。
同社が開発に携わった最新のタイトルとしては、PS5のローンチタイトルだった『Demon’s Souls』のフルリメイク作、PS4『ワンダと巨像』『アンチャーテッド コレクション』『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』などがある。
今回の買収によって、Bluepoint GamesはSIEのソフトウェアタイトル開発をグローバルに統括するPlayStation Studiosの16番目のスタジオになる。SIEによると、Bluepoint Gamesは世界観の構築やキャラクターの創造において高い専門知識を持っており、SIEとは15年以上関係が続いているとのこと。買収以降は、PlayStation Studiosのタイトル開発をサポートするという。
なお、現在のBluepointのマネジメントチームは、今後も継続して同社の経営を担う予定。買収額を含む諸条件等については、契約条件により未公表となっている。
SIE社長兼CEOのジム・ライアン氏は、今回の買収について以下のコメントを発している。
Bluepointは長年に亘るSIEの素晴らしいパートナーであり、同社の持つ高い技術力はこれまでの タイトルでも発揮されています。BluepointをPlayStation Studiosに迎え入れることは私たちが誇るク リエイティブチームへの継続的な投資と育成を示すものであり、ファンの皆様に世界レベルのゲーム 体験をお届けできると確信しています。