7月19日、任天堂は、先日発表された新型Nintendo Switch(有機ELモデル)に関する一部報道を否定した。
任天堂、一部報道を否定する声明を発表
任天堂 (企業広報・IR) の公式Twitterアカウントが 「投資家のみなさまや、お客さまに正しくご理解いただくためにお伝えします。」 とツイート。続けて、今月15日付でBloomberg日本版が 「Nintendo Switch(有機ELモデル)の登場により、現行モデルよりも収益性が高まる」 と報じた記事の一部を否定している。
また、当社は2021年10月にNintendo Switch(有機ELモデル)を発売いたしますが、現在それ以外の新たなモデルは計画しておりません。(2/2)
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) July 19, 2021
任天堂の発表によれば、Nintendo Switch(有機ELモデル)がNintendo Switchよりも収益性が高まるというのは事実ではなく、また2021年10月に発売するNintendo Switch(有機ELモデル)以外の新型モデルは現時点では計画されていないとのことだ。
このような一部メディアの報道に対して、任天堂自らが否定することはかなり珍しいが、Bloomberg日本版の報道が一部メディア (個人ブログや噂メディアを含む) にも波及していたことを考えると、任天堂はこれらの情報が投資家に過度な期待を持たせる可能性があると危惧したのかもしれない。
とはいえ、Nintendo Switch(有機ELモデル)以上に性能が向上したモデルが直近に登場することはないことが明らかになったことは、ユーザーにとってはプラス材料と言えるだろう。
もし近いうちにNintendo Switchを購入することを計画しているのなら、10月に発売予定のNintendo Switch(有機ELモデル)の購入を検討してみてはどうだろうか。
Nintendo Switch(有機ELモデル)は今年9月下旬に予約開始予定。各モデルの比較は以下の記事から可能だ。
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