Appleの次期ハイエンドラップトップ 「MacBook Pro」 に搭載されるとみられるカスタム次世代Macプロセッサ 「M2チップ (仮称)」 の量産がはじまった可能性があることがわかった。
現地時間4月27日、Nikkei Asiaが最新レポートの中で伝えた。( via MacRumors )
Mac用次世代プロセッサの量産が開始か
Nikkei Asiaによると、M2チップは次期MacBookの製造ラインに組み込まれるとのこと。今月から量産が開始されているものの、製造にはすくなくとも3ヶ月かかるため、出荷は早くても7月になる見込み。これまでの報道で次期MacBook Proの投入は2020年後半になるとされていることから、直近2〜3ヶ月以内に発売される可能性は少なそうだ。
M2チップは、現行のMacBook Pro、MacBook Air、Mac miniに搭載されているM1プロセッサの後継になる見通し。
M1チップは上記デバイスのほかにも、さらにiPad Proや24インチiMacにまで搭載先を増やしており、エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広くカバーするプロセッサとして使用されているが、M2チップはそのM1チップをさらに高速化したプロセッサになるとみられていて、MacBook Proの上位モデルやiMacの上位モデルなど、より高い性能が求められるモデルへの搭載が期待されている。
果たしてどれくらいの性能になるのか、上位モデルの登場を期待する声が次第に大きくなっているが、Appleはその期待に応えられるのだろうか。
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