現地時間1月5日、米オーディオメーカーBoseは新製品 「Bose Sport Open EarBuds」 を発表。米国とカナダで販売を開始する。
耳を塞がない完全ワイヤレスイヤホン 「Bose Sport Open EarBuds」 が発表
本製品は耳を塞がないタイプのスポーツ型完全ワイヤレスイヤホン。一般的なイヤホンは耳を塞ぐように装着することになるため周囲の音を多少なりともシャットアウトしてしまうが、「Bose Sport Open EarBuds」 の場合は耳の穴にイヤホンを入れずとも音楽を聴くことが可能。
耳を塞がないことで、周囲の音を聞きながら音楽を楽しむことが可能。主に車や歩行者などを行き交う街中でのランに向いている製品となる。
あえて周囲の音を聞きながら音楽を楽しむ方法には複数の手法がある。たとえばAirPods Proには外部音取り込みモードという周囲の音をマイクで拾い、イヤホンで再生する機能があり、耳を塞いだ状態でも周囲の音を聞くことが可能。また、AfterShokzはこめかみ部分の骨に振動を伝えることで音楽を伝える骨伝導イヤホンが販売されているが、そのどちらも 「Bose Sport Open EarBuds」 とは違うアプローチとなる。
「Bose Sport Open EarBuds」 はフック部分を耳に引っ掛けるようにして装着すると、ちょうど耳内側に向く角度でスピーカーが配置されており、そこから音楽を再生する仕組みになっているようだ。
本体にはマイクも内蔵されているが、風やノイズなどを拾わないようになっていて、ユーザーの声を明瞭に拾うことができる。
「Bose Sport Open EarBuds」 は最大8時間の駆動が可能。Bluetooth 5.1をサポート。IPX4の防水性能を有し、イヤホン片側単体では14グラムと軽量。まさにスポーツ向けの仕様となっている。
キャリングケースと充電ベースが用意されており、持ち運びや充電はこれらを利用して行うという。30分の充電で約3時間の駆動が可能で、2時間の充電でフル充電することが可能だ。
「Bose Sport Open EarBuds」 の価格は199.95ドル。販売は米国とカナダのみで行われ、ユーザーの手元には最短で1月20日に届けられる。ちなみに2021年1月31日までに購入すると、Aaptivフィットネスアプリ1年間分(100ドル相当)を無料でゲットすることができるという。Boseオンラインストアでの購入はこちらから。