Appleの小型スマートスピーカー 「HomePod mini」 はこれまで20W以上の電力供給が可能な電源アダプタでしか動作することができなかったが、最新のソフトウェアアップデートを適用することで、18W電源アダプタに接続したときでも動作する仕様に変更されていることが明らかになった。
現地時間28日、米Apple系メディアMacRumorsがRedditの投稿を引用して伝えた。
18W電源アダプタでHomePod miniが動作できるように
報告によると、HomePod miniは今月16日に配信が開始された、HomePod mini向けのソフトウェアアップデートを適用することで、18W出力以上の電源アダプタに接続して動作するようになったことが確認できたという。
試しに筆者も自宅にあるHomePod miniを18W電源アダプタに接続してみたところ、無事に動作することを確認できた。これまでは20W電源アダプタを使用していたが、このアップデートによってiPhone 11 Proに付属してきた18W電源アダプタを再利用することが可能になっている。
ちなみにこれまでの仕様では、20W未満の電源アダプタに接続するとHomePod miniの天面がオレンジ色に光り、動作できないことをユーザーに知らせていた。
HomePod miniには20W出力の電源アダプタが付属するものの、買い替えなどで電源アダプタを別途購入しなくてはいけない際の選択肢はすこし広がったと言えるのではないだろうか。
訂正:当記事初出時、HomePod miniには電源アダプタが同梱されていないと記載しましたが、それは筆者の勘違いでした。正しくは20W電源アダプタが同梱されていますので、記事内容を一部変更いたしました。ご指摘いただいた方、ありがとうございました。また、ご迷惑をお掛けした読者の皆様に深くお詫び申し上げます。
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