AirPods Max、2個のマグネットをくっつけることで超低電力モードに切り替え可能 (更新)

本日、ついに日本でも発売となる 「AirPods Max」 。AirPodsシリーズの最上位モデルであることや、Appleとしては実質初めてとなるオーバーイヤー型ヘッドホンであること、そして他社ヘッドホンに比べて高額であることなどが話題になっているデバイスだが、同製品をキャリングケースに入れずとも超低電力モードにできる方法が発見され、海外で話題になっている。

その方法を伝えたのは、海外YouTuberのEmergent Technology。小さなマグネットを2個使用することで、AirPods Maxを超低電力状態にすることが可能だという。

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マグネットを使ってAirPods Maxを超低電力状態にすることが可能

Emergent Technologyの報告によると、AirPods Maxのイヤーカップ後ろ側にはマグネットが内蔵されており、ここにキャリングケースに内蔵されたマグネットがくっつくことで、AirPods Maxは自動で超低電力状態に切り替わる仕組みになっているという。

AirPods Proのようにユーザーが自身の手で電源ボタンを操作する必要がないため、この仕組みはとてもスマートであるものの、裏を返せばキャリングケースに入れなければ超低電力状態にすることができないということになる。また、この仕様はAirPods Maxを持ち歩くには実質的に専用のキャリングケースが必要ということにもなってしまう。

これを解決する方法が、2個のマグネットを使用するというもの。AirPods Maxのイヤーカップの後ろ側に、冷蔵庫に貼り付けるような小さなマグネットを近づけることで手動で超低電力モードにすることができると、Emergent Technologyは伝えた。つまり、キャリングケースを擬似的に再現することができるという意味だ。またAirPods Maxを使いたくなったら、マグネットを離せば再び利用できるようになる。

ただし、この方法はAppleが公式にサポートしている使い方ではない上に、常にマグネットを近づけておく必要があるため現実的とは言えない。というのも、イヤーカップの後ろには磁石がくっつくほどの磁力がなく、常に同じ場所にマグネットを固定し続けるのはかなり難しいからだ。

キャリングケースの形状に不満があるユーザーも多いようだが、現実的にこの方法で超低電力モードに切り替えるのは少し無理がある。どうしても気になる方はサードパーティー製のケースが発売されるのを待つしかなさそうだ。

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[ via GIZMODO ]

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