iPhone 12の5.4インチモデルのみノッチ小型化。新型iPad Airは電源ボタンにTouch ID内蔵、来年は他デバイスでも採用へ

今秋に登場予定の新型iPhoneこと 「iPhone 12 (仮)」 は、やはりリフレッシュレート120Hzで駆動するディスプレイが搭載されることはないようだ。

TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が現地時間14日に公開したレポートの中で新型iPhoneに言及している。

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iPhone 12シリーズはいずれも120Hzの高リフレッシュレートに非対応

これまでAppleの未発表製品に関して的確に言い当ててきたKuo氏によれば、Appleは4つの新型iPhoneを発売する計画で、そのいずれのモデルも120Hzの高リフレッシュレートには対応しないとしている。

また、4つある新型モデルのうち最も小型な5.4インチディスプレイモデルについては、現行機種よりも小さなノッチ(画面の切り欠き)が特徴のひとつとなるとしている。6.1インチと6.7インチモデルについては、これまでどおりの大きさのノッチが搭載されると伝えている。

またすべての新型iPhoneが5Gに対応する予定だが、5Gの2つの周波数帯をサポートするモデルと、ひとつ(サブ6GHz帯)のみをサポートするモデルがあり、サブ6GHz帯をサポートするiPhoneは、10月上旬〜下旬のうちに大量生産が開始される予定だと伝えている。

また、Kuo氏は明日開催されるAppleの新製品イベントで披露される製品について、新型iPad AirとApple Watchであると予想している。

このうち新型iPad Airは、iPad Proのようなベゼルレスデザインを採用するほか、端末側面にある電源ボタンにTouch IDを内蔵する予定だという。この電源ボタン内蔵型のTouch IDはiPad Airだけでなく、2021年にはほかのiPadにも波及するとのこと。具体的な製品名は述べられていないが、おそらくiPad Proなどがそれに該当するとみられる。

新型Apple Watchについては、現行のApple Watch Series 5のフォームファクターを採用するとしているため、デザインに関する変更はほとんどないものと予想される。”大量生産が9月中旬に開始される“ としているのがやや気になるところだが、それ以外はほとんどこれまでの噂通りとなっている。少なくとも新型Apple WatchおよびiPad Airは明日に発表を迎えるのは間違いなさそうだ。

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[ via 9to5Mac ]

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