「iPhone 12 Pro」 Face IDの認証範囲はより広くなる模様。背面カメラは10%大型化、フロントガラスはわずかに湾曲か

「iPhone 12 Pro」 シリーズの詳しい仕様に関する情報が増えてきた。本日、生産検証試験段階の 「iPhone 12 Pro Max」 の情報を投稿した著名リーカーJon Prosser氏が、続けて 「iPhone 12 Pro」 の仕様に関する情報を新たに投稿した。

同氏の報告によれば、「iPhone 12 Pro」 のFace ID(顔認証機能)はより広い範囲で認識できるようになるとのこと。また、側面は(iPhone 4のように)フラットになるものの、フロントガラスはやや湾曲したデザインを採用するという。

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Face IDの認証範囲拡大、やや湾曲したフロントガラスなどiPhone 12の特徴が判明か

以下がJon Prosser氏が伝えた 「iPhone 12 Pro」 の特徴だ。

  • TrueDepthセンサーは現行モデルと同じサイズ
  • 画面縁のベゼルの幅が狭く
  • ディスプレイサイズがわずかに大きくなるおかげでノッチが相対的に小さく(実際の大きさは変わらず)
  • Face IDはより広い範囲で認識可能。テーブルに仰向けの状態で置いても認識可能に
  • 背面カメラモジュールは10%大型化

EverythingApplePro氏が投稿した画像

この中で注目すべきは、まずはノッチの大きさについて。iPhone 12はTrueDepthカメラなどの小型化によってノッチの大きさが小さくなることが予想されていた。しかし本日、EverythingApplePro氏が投稿した生産検証試験段階の 「iPhone 12 Pro Max」 の実機写真から、ノッチの小型化が行われない可能性があることが判明。この情報にJon Prosser氏も同意した形だ。

そしてFace IDの認識範囲が現行モデルよりも広くなるということ。Jon Prosser氏曰く、机の上にiPhoneを置いた状態でもFace IDはユーザーの顔を認識できるようになるとのこと。これまでは通知を読む際、iPhoneを顔の前に持ち上げる必要があったが、同変更によってその必要はなくなるのかもしれない。

また、Jon Prosser氏は別のツイートで 「iPhone 12 Pro」 のフロントガラスに関する情報を提供している。「iPhone 12 Pro」 はこれまでiPhone 4ライクの角ばったデザインを採用すると予想されてきたが、フロントガラスに関しては従来のようにややカーブがかったものになるとのこと。ただし、iPhone 11シリーズのような明らかに丸みを帯びたものではなく、”わずかに” 丸みを帯びるデザインになる可能性があるようだ。

iPhoneは、今年発売する 「iPhone 12」 シリーズで数年に一度の大きなデザイン変更を迎えようとしている。新型コロナウイルスの影響で発売が数週間遅れることが既に告知済みだが、裏を返せば今年中に発売することは確実 (Appleが新型iPhoneを予告したのは今回が初めて) 。デザイン変更だけでなく、5Gへの対応など多くのユーザーがその変革を期待している。Appleはその期待に応えることができるのだろうか。

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[ image via MacRumors ]

iPhone 12
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