任天堂はソニーのPS5、マイクロソフトのXbox Series Xに対抗するべく、新しいNintendo Switchの投入を計画していることがわかった。現地時間25日、Bloombergの記者望月崇氏が任天堂の最新の計画をレポートした。
新型Nintendo Switchは高速処理と4K解像度に対応、発売は2021年予定
望月記者によると、任天堂は2021年に新型Nintendo Switchを投入することを計画しているとのこと。詳しいスペックや仕様についてはまだ確定していないと言うが、任天堂はNintendo Switchに対してより高性能な計算能力および4Kの高解像度グラフィックスの導入を検討しているという。
これらはPS5やXbox Series Xといった次世代ハードと戦うためのものだが、もし実現すればユーザーはより高いグラフィックでNintendo Switchのタイトルを遊べるようになることに。
そしてこの新型Nintendo Switchの登場に向けて、任天堂自らあるいは外部スタジオを連携して、多数の新作タイトルの開発が進められているという。これらの作品はカジュアルなゲームユーザーから熱心なゲームファンまでも対象にした作品になっているとのこと。作品の出来栄えには期待ができそうだ。
現状では2021年に新型Nintendo Switchが登場する予定だが、現在の在庫不足を解消するため現行モデルの生産でいっぱいいっぱいな現状を考慮すると、昨日に台湾メディア経済日報が伝えた 「2021年初めに発売」 は難しいと望月崇氏は伝える。つまり、新型Nintendo Switchは2021年第2四半期以降に発売する可能性が高いということになる。
ちなみに新型Nintendo Switchが年内に登場することを期待しているユーザーも多いが、それについては任天堂が今年1月に公開した 「経営方針説明会 / 2020年3月期 第3四半期決算説明会 プレゼンテーション資料」 において否定されているため、少なくとも今年中に新型モデルが登場する可能性はない。2020年内のNintendo Switchのラインナップは引きつづき現行2機種 「Nintendo Switch」 「Nintendo Switch Lite」 が継続される予定だ。
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