iPhone 12 Pro Max (仮) のCADデータが流出か ついにApple Pencilをサポート?

「iPhone 12 Pro Max」 のデザインがついに明らかに?今秋発売の新型iPhoneの最上位モデルはベゼル幅が狭くなり、ノッチも小型化されるかもしれない。

現地時間4月17日、Apple系YouTuberのEverythingAppleProが 「iPhone 12 Pro Max (仮)」 のCADデータをリークしている。

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iPhone 12 Pro Max(仮)のCADデータがリーク

今回EverythingApple Proが公開したCADデータは、XDA Developersの記者であるMax Weinbach (@MaxWinebach) 氏の協力のもと入手した情報であるとのこと。

さっそく公開されたCADデータを元に、「iPhone 12 Pro Max (仮)」 の姿を想像してみよう。

まずは本体の大きさ。端末の縦・横のサイズは縦160.84mm×横78.09mm、現行モデルiPhone 11 Pro Max(縦157.95mm×横77.84mm)に比べてわずかに大きくなる予定だ。

端末サイズが大きくなる代わりに厚みがわずかに薄くなる模様。現行モデルの厚みは8.1mmだったが、「iPhone 12 Pro Max」 は7.4mmとなり、約0.7mmほど薄くなるようだ。

端末サイズが大きくなる理由は画面サイズの大型化にあるとみられる。iPhone 12 Pro Maxの画面サイズは6.7インチ。iPhone 11 Pro Maxの画面は6.5インチだったため、0.2インチだけ大きくなることに。これは端末サイズの大型化だけでなく、画面周囲のベゼル幅を狭くすることでも実現しているようだ。端末に対する画面占有率は現行モデルに比べて高くなるのかもしれない。

ノッチも小型化する予定だ。現行のノッチに比べて横幅が狭く、そして縦幅もわずかに細くなる模様。

ちなみに端末デザインは現行モデルをモチーフにしているものの、iPhone 4や5を彷彿とさせるiPad Proのようなフラットデザインに変わる予定。側面は直角気味なエッジデザインに変わるようだ。

端末底面にはLightningコネクタが搭載。一時期噂されていたUSB Type-C端末の搭載は今年は見送られている模様。

あと細かい変更として本体側面のボタンの位置もやや下に移動するとのこと。SIMカードのスロットも従来の反対側に移動するそうだ。

また、注目して欲しいのは側面に磁気コネクタが搭載される可能性があるということ。何のために同コネクタが搭載されるのかは不明だが、もしかするとiPad Proのような形でApple Pencil(第2世代)をサポートする予定なのかもしれない (Apple Pencilのサポートについてはかれこれ数年噂されていながらも依然としてサポートには至っていない)。

最後はカメラ。トリプルレンズカメラとLiDARスキャナが搭載され、合計で4つの眼が搭載されることは以前から噂されていたことだが、よく見るとカメラユニットのデザインには細かい変更がある。

カメラユニットの形状はやや正方形に近くなり、カメラレンズ間の距離は縮まる。LEDフラッシュも4つのカメラレンズの中央に配置されるなどの違いもある。さらに端末の薄型化に伴ってか以前にもましてカメラユニットは出っ張るようだ。

こうしたデザインの変更から、次期iPhoneは保護ケースなど現行製品のアクセサリの一部は使うことはできないだろう。

今回公開されたCADデータはあくまで開発中に用いられたものであるため、実際の製品は違う仕様になっている可能性があることに留意が必要。ただしMax Weinbach氏の過去の実績はかなりのものであるため、今回の情報が完全なるフェイクであることも考えづらい。果たして今年の新型iPhoneはどのようなデザインになるのか。今後の続報に注目だ。

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