Appleは2020年4〜6月のどこかで、新型MacBook ProとMacBook Airを発売する計画であることがわかった。TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が投資家向けレポートでこれらの新製品について言及した。
シザー構造キーボードを搭載した新型MacBook ProとMacBook Airが2020年第2四半期に登場
Ming-Chi Kuo氏のレポートによれば、Appleは2020年第2四半期(4〜6月)の間で、新型MacBook ProとMacBook Airを発売する予定であるという。これらの新製品には新開発のシザー構造キーボードが搭載される予定だ。
このシザー構造キーボードは昨年11月に発売した16インチMacBook Proに搭載されたものであると予想されるため、Kuo氏が言及する “新型MacBook Pro” とはおそらく噂の14.1インチの画面を搭載した次期コンパクト型MacBook Proだろう。
16インチMacBook Proのキーボード
MacBook Airについては、2019年に発売した現行モデルのデザインをそのまま引き継ぐ形となりそうだが、Kuo氏によればMacBook AirおよびMacBook Proはそれぞれコストの最適化が行われるなど、ユーザーの気づかないレベルで細かい変更が行われているとのことだ。
心配なのは当初の予定どおり発売できるのかという点。現在、世界的なCOVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大が発生しており、Apple製品の製造スケジュールにも大きな影響が出ている可能性が指摘されているが、Kuo氏は3月下旬には各サプライヤーの業務が大幅に改善されると伝えている。もしこの情報が事実であれば、Appleは2020年第2四半期には新型MacBook ProおよびMacBook Airを投入できるのではないだろうか。
ちなみに14.1インチMacBook Proについては、キーボードと画面サイズのほかにも、いくつかの変更があることが明らかになっている。その詳細はこちらの記事で詳しく紹介しているため、気になる方はぜひご覧いただきたい。
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[ via MacRumors ]