現地時間1月20日、米Appleは 「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デー」 を記念して、米国のApple公式サイトのトップページにキング牧師の写真を掲載した。
キング牧師記念日に合わせて米Apple公式サイトに写真が掲載
キング牧師は、アメリカの人種差別の撲滅を訴えた歴史上の偉人のひとり。彼の行った演説の中で、「I Have a Dream (私には夢がある)」 というフレーズが出てくるが、これはおそらく誰もが知っているであろう。米国ではキング牧師の誕生日(1月15日)に近い毎年1月第3月曜日が 「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デー」 として祝日に設定されている。
同祝日を記念して、Appleは1日限りで公式サイトのトップ画像をキング牧師のものに変えることが2015年から恒例化。今年で6回目となる。
キング牧師の写真の横には、同氏の言葉 「Whatever affects one directly, affects all indirectly. (ひとりの人間の行いは、すべての人間に間接的に影響を与える。)」 が掲載されている。この言葉は、キング牧師が当時収容されていたバーミンガム刑務所から白人牧師たちに宛てた手紙の中に綴られていたものだ。
ちなみに、キング牧師の写真がApple公式サイトに掲載されたのとほぼ同時に、AppleのCEOティム・クック氏は、キング牧師がノーベル平和賞授賞の際にスピーチで話した言葉を引用し、同祝日を祝っている。
“I have the audacity to believe that peoples everywhere can have three meals a day for their bodies, education and culture for their minds, and dignity, equality and freedom for their spirits.” Let us all be so audacious, and work to make MLK’s dream a reality for us all.
— Tim Cook (@tim_cook) January 20, 2020
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