現地時間12月7日、Appleは新型Mac Pro(2019)の注文受付を12月10日(現地時間)に開始することをApple公式サイトのメーリングリストに登録者している一部のユーザーに対して発表した。また、純正ディスプレイ「Pro Display XDR」 についても同日に注文受付が開始される。
December 10th – let’s go! #MacPro pic.twitter.com/Ymc3X88Vmj
— Andru Edwards (@AndruEdwards) December 8, 2019
新型Mac Pro、12月10日に注文受付が開始。日本では12月11日から
時差の関係で日本では12月11日に発売
新型Mac Proは、歴代Macシリーズの中で過去最高性能を持つプロ向け端末。最大28コアのIntel Xeonプロセッサが搭載され、GPUはRadeon pro 580xからRadeon Vega Pro IIまで選択可能。2台連結させることができる独自のMPXモジュールの採用により、最大4つのGPUを搭載。メモリ容量は最大1.5TBで、8つのPCI Expressスロットを搭載する。
新カード 「Afterburner」 に対応したことで、60億ピクセルもの大量レンダリングをわずか1秒で完了させることができる。8Kの動画ストリームなら最大3本、4Kの動画ストリームは最大12本まで同時に編集することが可能だ。
価格は5,999ドル(約65万円)で、日本での販売価格は発表されていない。
新型Pro Display XDRも12月10日に注文受付が開始
「Pro Display XDR」 は、Appleが開発した32インチ型6Kディスプレイ。画面解像度は6,016×3,384ピクセル(画面比率16:9)で、32インチのミドルサイズの画面ながらRetina(網膜限界)の綺麗な描画をサポートする。リフレッシュレートは最大60Hz。
画面輝度は常時1,000nit(ニト)で、ピークは1,600nitにまで対応する。SDR時は500nit。縦配置での表示にも対応するほか、表面には反射防止コーティングが施されており、常に画面が見やすくなっている。
また、広色域(P3)表示やTrueToneテクノロジーにも対応。さらにバックライトシステムに改良が加えられているため、iMacやiMac Pro以上に高い発色が可能。Apple曰く従来のHDRを超える完全なるHDR (Extreme Dynamic Range) を表現できるようになったとのこと。
価格は4,999ドル(約53万円)で、日本での販売価格は発表されていない。
新型Mac Pro(2019) とPro Display XDRは、今月10日(日本では11日)からApple公式サイトで注文可能になる予定。両製品の詳しい仕様についてはApple公式サイトをチェックしていただきたい。