9.7インチ型「iPad Pro」の落下/折り曲げテストが公開 性能は向上しても耐久力はさほど向上せず

昨日、「iPhone SE」と同時に発売された9.7インチ型「iPad Pro」。まだケースや保護フィルムなどが各社から出揃っていないこともあり、購入していないという人や、同じ9.7インチの「iPad Air / Air 2」のもので一時しのぎをしているという人もいるとは思う。

そんな9.7インチ型「iPad Pro」は一体どれくらいの衝撃までだったら耐えられるのか。新製品が出れば毎回のように行われる耐久テストだが、今回はEverythingAppleProが公開している落下・折り曲げテストを紹介したいと思う。

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どのApple製品であっても割れないディスプレイはない

EverythingAppleProが公開した動画では、落下と折り曲げの2種類のテストを行っている。まずは落下テストだが、こちらではケースを付けていない状態の9.7インチ型「iPad Pro」を使用。

テストの方法としては、ケースを装着していない9.7インチ型「iPad Pro」を地面に自由落下させるという簡単なものだ。

まずは、腰ほどの高さから地面に対して垂直に落とした場合、端末を地面に平行にし、画面を上に向けた状態で落とす場合と画面を下に向けて落とす場合の3つを検証する。

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腰ほどの高さから落としたくらいでは、例え画面を下に向けた状態で落下させても画面は無事のようだ。机ほどの高さから落としてしまってもディスプレイが割れないことが判明したので、次は肩ほどの高さから落下させることに。

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肩ほどの高さから落下となると、垂直に落としたり、画面を上にして落とすのは耐えられても、ディスプレイから直接地面に落下すると画面の一部がバキバキに。一応使えてはいるが、あんなに高いところから落とせばそりゃ割れるって…

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ディスプレイが割れていたとはいえ、割とあっさり曲がってしまうことが判明

そして、バキバキになってしまったディスプレイにさらに追い打ちをかけるように、容赦なく行われる折り曲げテスト。画面の真ん中に力をかけるようにしてグイっと曲げると…

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パキパキっという乾いた音とともに、虚しく飛び散る画面の破片。普通に使用するのであれば、おそらくこんな折り曲げ方は誰もしないとは思うのだが、やはり本体が薄くなっているということで簡単に折り曲げられるようだ。

どんな製品であっても、絶対に壊れない製品は存在しない。当サイトでも今まで様々な耐久テストを紹介してきてはいるが、基本は「落とさない」「落とされたり、踏まれる可能性のある場所に置かない」「銃で撃ち抜かれない」の三原則だ。

検証動画では「iPhone」や「iPad」を銃で撃ったり、溶岩に突っ込んだりなどYouTuberが製品を壊すために必死になっているが、Appleの製品は比較的耐久度が高く、ちょっとやそっとでは壊れないことが多い。だが、間違って落としたりすると画面がバキバキになったりと取り返しのつかないことになるので注意が必要だ。

「iPad」のケースについては、僕のように「装着しないで使いたい」という人もいるとは思うのだが、ケースは装着した分だけ耐久度は増すので、折り曲がりや故障が心配な人は付けておいたほうが無難だろう。

ちなみに、今回の検証動画はこちらだ。10万円近くする端末なので、落とす瞬間はちょっと心臓に悪いが、気になる人は見てみてほしい。

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