現地時間28日、Appleの未発表製品に関する予想で高い的中率を誇る著名アナリストMing-Chi Kuo氏が、次期iPadに関する予想を発表した。
同氏によればAppleは2種類のiPadを2021年初頭までに発売する計画であるとのことだ。以下、詳細をお伝えする。
今年後半に10.8インチiPadが、2021年初頭までに8.5インチiPad miniが発売
今回の情報を伝えたのは、おなじみTF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏。2020年末までに10.8インチiPad、2021年初頭までに8.5インチiPad miniが発売する計画であると、投資家向けレポートの中で紹介している。
この2種類のiPadは主に既存製品のアップグレード版と考えてもらって構わない。
具体的に10.8インチiPadは、10.2インチの画面を搭載した 「iPad(第7世代)」 の次世代モデルと考えられる。もしくは10.5インチの画面を搭載したiPad Airの次世代モデルである可能性もある。Kuo氏はこのどちらであるかについては言及していない。
そして8.5インチiPad miniは、7.9インチの画面を搭載した 「iPad mini (第5世代)」 の次世代機であるとみられる。
10.8インチiPad、8.5インチiPad miniはどちらも現行製品から画面サイズが大きくなる予定。ベゼルを狭くすることで筐体の大きさを変えることなく画面が拡大するのか、それとも本体筐体のサイズそのものが大きくなるのかは不明だが、これまでAppleはiPad Proしかり、MacBook ProやiPhoneなどベゼルを狭くすることで画面の大型化を図ってきたことを考えると、iPadでも同様のことをするつもりなのではないだろうか。
発売時期は2020年後半~2021年初頭。ただしコロナウイルスの感染が世界的に再び拡大していることから発売時期については今後流動的なものである可能性があることに注意が必要。続報に期待したい。
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[ via MacRumors ]