新規店舗の設置や既存店舗のリニューアルなど、一昨年頃から大きな変革を見せている国内のApple Store。今年も店舗の新設もしくはリニューアルがアナウンスされているが、その店舗はまた東京になる可能性が浮上した。
国内ブログメディアiをありがとうによると、Appleの採用情報を掲載しているページ内の勤務地情報に、新たに「Tokyo – JP」という項目が追加されているとのこと。
東京都内に5つ目のApple Storeが誕生か
同項目が追加されたことで、東京都内の勤務地は「新宿」 「渋谷」 「表参道」 「銀座」 と合わせて5箇所となる。単に東京全域を示す項目である可能性もあるが、「Apple 新宿」 のオープン前にも同ページが更新されており、その際にも 「東京 – 日本」 と記載されていたことから、今回もAppleは都内の新規店舗設置のためのスタッフを募集している可能性がある。
Appleは2018年から5年かけて、複数の新店舗の設置、既存店舗のリニューアル作業を行うことを発表している。2018年には新宿、京都の2つの店舗が新設され、同年10月には2017年から行われていた 「Apple 渋谷」 のリニューアル作業が完了した。
この調子で2019年も新しいApple Storeが日本のどこかに誕生することが予想されていたが、今年1月7日に 「Apple 仙台一番町」 の閉店が突如としてアナウンス。2016年2月の 「Apple 札幌」 に続く2店舗目の閉店で、北日本からApple Storeがなくなるという事態にユーザーからは驚きと落胆の声が漏れていた。
Apple Storeの再編は徐々に行われてはいるものの、人口が集中している大都市への新規出店が中心で、むしろ地方都市が捨てられているという現状から、一部のユーザーからは批判も上がっている。Apple Storeは慈善事業ではないため仕方がないことではあるものの、北東北出身の筆者としても2店舗の閉店は少し残念に感じている。
ちなみに、2019年に誕生が予想されている店舗は神奈川県のラゾーナ川崎内の 「Apple 川崎」 。そのほか、「Apple 福岡天神」 の移転が予想されている。また、東京の丸の内に新規店舗が作られるという噂もあるが、今回の新情報と関係があるのかは現段階では分かっていない。