NTTドコモとau、Softbankの国内大手3キャリアは、緊急速報メール(ドコモでは「エリアメール」)の配信において、気象庁が発表する「特別警報」も配信することを発表した。
受信の仕組みは今まで通り
今まで一度でも受信したことがある方ならイメージしやすいと思うが、緊急速報メール(エリアメール)とは、もしユーザーが災害などの対象エリアにいた場合、携帯基地局から自動的に緊急メッセージが送られてくるというもの。
従来、緊急速報メールには「緊急地震速報」や「津波警報」などが配信されてきたのだが、今後は新たに「特別警報」も配信されることに。
特別警報とは、気象条件によって重大な災害の危険性が著しく高まっている場合に気象庁が発表するもので、非常に緊急性の高い警報になっている。
今回新たに配信されるのは、数十年に一度発生する程度の大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪が予想される場合に発表される「気象等に関する特別警報」と、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生又は予想される場合に発表される「噴火に関する特別警報」になるとのこと。
最近は突発的な局地的豪雨などの災害に見舞われる地域も多く、より多くのユーザーに一刻も早く危険を認識してもらうことが急務になっている。多くの人が持つケータイで通知ができるようになることで、迅速な避難が可能になる。
それぞれのキャリアで対応する機種が違うので、自分の機種が対応しているかの確認はこちらから行おう。
[ via NTTドコモ ]