10月31日、Appleは新製品発表イベント 「Scary fast.」 を開催し、M3/M3 Pro/M3 Maxチップを搭載した新型14インチ/16インチMacBook Proを発表した。
これらの製品の発表に伴い、Apple公式サイトではこれまで販売されてきた13インチMacBook Pro (M2チップ搭載) の販売を終了した。これによりTouch Barを搭載したMacがすべて廃止されたことになる。
Touch Barを搭載した13インチMacBook Proが販売終了
今回ディスコンになった13インチMacBook Proは、2016年に発売した 「MacBook Pro (13-inch, 2016, Thunderbolt 3ポートx2)」 をベースに幾度となくアップデートが繰り返されてきた。2016年にはじめて投入された際は、15インチMacBook Proのコンパクトモデル的な立ち位置で展開されてきたが、M1 Pro/M1 Maxチップを搭載した14インチMacBook Proが登場した以降は、MacBook Proのラインナップの中でもエントリーモデルとして展開されていた。
最大の特徴は、キーボードの奥に細い有機ELディスプレイ 「Touch Bar」 を搭載し、指で直接触ることで操作することができたこと。「Touch Bar」 については一部ユーザーから不評だったものの、一方で直感的に操作できる手軽さを評価する声もあった。
最後に同製品が投入されたのは2022年6月。M2チップとアクティブ冷却システムを搭載し、同じM2チップを搭載したMacBook Airに比べて若干パフォーマンスが高かったこともあり、一部のユーザーや法人向けにも人気だった。
なお、同モデルが廃止されたことで、MacBookのラインナップは13インチ/15インチMacBook Air、M3チップを搭載した14インチMacBook Pro、M3 Pro/M3 Maxを搭載した14/16インチMacBook Proの合計4ラインナップとなり、全体のラインナップの構造はややシンプルなものに変更されている。
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(画像:Apple)