『ゼルダの伝説』実写映画の主要キャスト決定。リンクとゼルダを演じるのは英若手俳優2名

任天堂は7月16日、開発中の実写映画『ゼルダの伝説』における主要キャストを発表した。ゼルダ役はBo Bragason(ボー・ブラガソン)氏、リンク役はBenjamin Evan Ainsworth(ベンジャミン・エヴァン・エインズワース)氏が演じる。

映画『ゼルダの伝説』は、任天堂の人気アクションアドベンチャーゲームを原作とした大型実写映画プロジェクト。監督は『メイズ・ランナー』シリーズで知られるWes Ball(ウェス・ボール)。プロデュースは任天堂の宮本茂氏と、映画『スパイダーマン』『アンチャーテッド』などを手がけたアヴィ・アラッド氏が共同で担当している。

Bo Bragason氏は、Disney+オリジナルドラマ『反逆のネル』で主人公の妹役として出演。また、スクウェア・エニックスのCG映画『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』にて、若きルナフレーナの3Dスキャンモデルとしても起用されている。演技とビジュアルの両面でファンタジー作品との親和性が高く、ゼルダ役としての期待が高まる。

一方、リンク役に抜擢されたBenjamin Evan Ainsworth氏は、ロバート・ゼメキス監督による2022年のディズニー映画『ピノキオ』で主役・ピノキオの声を担当。『フローラとユリシーズ』などのディズニータイトルでも主要キャストを務めており、若きながらも確かなキャリアを築いてきた俳優だ。

このキャスト発表にあたり、宮本氏は公式X(旧Twitter)上で「おふたりの出演が今から楽しみです。『ゼルダの伝説』実写映画は2027年5月7日に劇場公開予定です。もうしばらくお待ちください」とコメントしている。なお、本作は当初2027年3月26日の公開が予定されていたが、制作上の都合により同年5月7日へと延期されている。

キャストのビジュアルが公開されるとSNSでは「ゼルダ感ある」「イメージ通り」などの反応が多く寄せられ、ファンの間ではポジティブな受け止めが主流だ。一方で「本当に実写化するとは」といった驚きの声もあり、長年の構想がようやく現実味を帯びてきたことを感じさせる。

ゲーム原作の実写映画化には常に賛否がつきまとうが、任天堂自らが深く関与し、経験豊富な映画プロデューサーとタッグを組む今回のプロジェクトは、例外的な成功例となる可能性もある。続報に注目したい。

(画像:任天堂)

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