1月19日、ヤマダ電機とU-NEXTが設立したY.U-mobileは、同社が提供するMVNOサービス 「y.u mobile」 の各料金プランの値下げと、シングルプランのデータ容量の増量を行うことを発表した。
新しい料金体系とデータ容量は2021年3月1日から提供され、すでに加入しているユーザーには同日から自動で適用される。
シェアプランが値下げ、シングルプランも5GBに増量し値下げ
「y.u mobile」 は、「シェアプラン」 「シングルプラン」 の2つの料金プランを提供している。
「シングルプラン」 は個人で利用したい方向けのプラン、「シェアプラン」 は家族で利用したい方向けのプランだ。
まずは、20GBを最大4人で分け合う 「シェアプラン」 について。これまで月額5,990円で提供していたが、新料金体系では1〜2人の場合月額3,980円、3人の場合は月額4,980円、4人の場合は5,980円で提供する。
このプランを契約すれば、2人利用の場合、1人あたり1,990円、4人利用の場合は1人あたり1,495円で利用できる。
次は一人のユーザーで利用する 「シングルプラン」 は月額基本料1,690円から月額1,480円に値下げした上で、毎月のデータ容量も3GBから5GBに増量する。
さらに、1GBの追加データチャージについては300円/1GBと変わりないが、10GBを一気に増量する 「10GBまとめてデータチャージ」 は2,400円から1,500円に大幅値下げする。チャージしたデータ容量については有効期限はないため、使い方によってはお得に利用することが可能だろう。
この値下げは大手キャリアが総務省からの要請に実質応じるかたちで打ち出した新料金プランに対抗するためのものとみられる。利用者にとって値下げは嬉しいものとなるが、MVNO各社にとってはかなり厳しい競争が強いられそうだ。